高齢者の肺炎球菌ワクチンの副作用の実例

病気の予防や治療

高齢者の死因の台4位が、肺炎です。

 

そのため、国では平成26年から、65歳以上の高齢者には、
ワクチンの摂取を推奨しています。

 

それが、肺炎球菌ワクチン」です。

 

高齢者には、抵抗力が落ちているから、
「肺炎予防でワクチンを接種した方がいいかな~」
って思う人が多いと思います。

 

でも、ワクチンには私は抵抗があるんです。

 

それは、副作用です。

 

少々の副作用だったらいいんですが、生活に困るような副作用や
治らないような副作用がでてしまったら、たいへんです。

場合によっては、ワクチンを打ったばっかりに、
取り返しのつかないことになることがあります。

 

思い出すのは、あの子宮頸ガンワクチンですよね。
ワクチンを打つまでとても元気だった娘さんが、
ワクチンの副作用のため生活もままならなくなってしまった被害者が
たくさんいます。

ほんとに気の毒です。

 

肺炎球菌ワクチンも副作用がでる場合があります。

 

昨日まで元気だった高齢者が、肺炎球菌のワクチンを打ったばっかりに、
病人になってしまったということがあります。

私たちの診療所を訪ねてこられた、高齢の男性の実例があります。

 

 

●肺炎球菌ワクチンの副作用の実例

75歳の男性です。

その歳まで、大病もせず、たいへん元気に生活していたそうです。
75歳になり、市から肺炎球菌ワクチン接種のお知らせが来て、
高齢になったから受けておいた方がいいかなと軽い気持ちでワクチン接種をしました。

 

そうしたところ、接種翌日より、発熱・動機・息切れがひどく
病院を受診したところ、血糖値が350mg/dlまで上がっていました。

 

この方は、もともと多少血糖値が高くて薬を飲んでいましたが、
インスリンの注射を受けるほどはありませんでした。

 

でも今回、血糖値を下げるのに、朝昼晩のインスリンの注射が始まり
ワクチンの副作用で「間質性肺炎」にもなっていて、ステロイド剤の服用も始まりました。

間質性肺炎っていうのは、肺のなかには肺胞っていう、空気をとりいれるぶどう状の袋があるんですが、その袋のまわりで炎症を起こす肺炎です。

 

ステロイドを飲み始めて数日したら、
今度は手の指先が黒ずんできて、痛みが出てきたということで、
これは、「指先の血行障害」がおきているようでした。

 

いや~もう踏んだり蹴ったりですね。
肺炎球菌ワクチンの副作用の症状を抑えようとして、薬を使い、
さらにその薬の副作用もでてしまってる。

 

ワクチンを打つまでは、大変元気だったのに、ワクチンを打ったばっかりに
病人になってしまったと、ご本人も大変後悔していました。

ステロイドの副作用のようで、ステロイドの量が減らされたようですが、
手指先の血行障害や黒ずみは良くなっていません。

 

現在、私たちの診療所の自然療法で、肺炎球菌ワクチンの副作用の後遺症を
治療中です。

 

こういう例もあるので、

65歳過ぎたから、必ず肺炎球菌ワクチンを接種した方がよいかどうかは考えものです。

 

少なくても、元々元気で免疫力が低下していない高齢者では、
あえてワクチン接種はしなくてもいいかもしれません。

 

肺炎球菌ワクチンについては、関連記事も参考にしてみて下さい。

→→→高齢者への肺炎球菌ワクチンの効果と持続性と必要性

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