風邪のときに入浴を控えるべきか、科学的根拠や実例で説明

病気の予防や治療

「風邪のときに入浴を控えた方がいいか?」って悩む方は多いんじゃないですか。
風邪のときの入浴はからだに負担がかかるし、湯冷めもして悪化するんじゃないかと、何となく入浴を控えたくなりますが、本当でしょうか。
その科学的根拠や実例を示します。

 

 

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1.風邪のときの入浴はいけない?

結論から言うと、
風邪のときに入浴を控えた方がいいという、科学的根拠を示す論文はありません。

 

日本では、風邪のときは何となく入浴を控えたくなりますが、
西欧では、風邪の時こそ少しぬるめの湯に浸かり熱を下げるという習慣があり、
育児書にもその記述があります。

 

からだを温めると免疫力が強化されるのはわかると思います。
でも、

入浴はからだに負担がかかりそうだ

湯冷めして冷えそう

悪化しそう

というイメージがあるんでしょうね。

 

私は、風邪のときには、入浴でからだを温めます。
風邪の時って、入浴時の温度感覚が健康なときと違いますね。

 

からだの温まりがよくありません。
長めに入浴してもいつものように温まりません。

 

入浴後の湯冷めはやはり気をつける必要はあります。
風邪のときは、入浴後すぐに寝ます。
そのときも、使い捨てカイロを背中や腰に貼り付けて、からだの温度を上げて寝ます。

 

夜中に汗をかいて、翌日にはすっきり風邪が治っていることが多いです。

 

風邪のとき入浴すると風邪が悪化するかどうかは、
自治医大地域医療学の五十嵐正紘教授らの研究報告が、
厚生労働省のホームページに有ります。

 

その内容を要約すると、

 

全国の小児科にかかっている無作為に抽出した子供285人に、
風邪のときに入浴させるか、入浴した場合風邪が悪化したか
アンケートで調べた結果です。

 

風邪でも入浴させるが、54%。

 

風邪で入浴させて

風邪が良くなった15.3%
変わらない   81.8%
悪化       2.2%

この研究報告によると、
風邪のとき子供を入浴させて悪化したのはたったの2.2%で、
風邪のときの入浴は悪くなさそうです。

2.風邪で入浴させないほうがいい場合

しかし、風邪のとき、わざわざ入浴させなくてもいいケースはあります。
これは常識的に考えてもわかると思いますが

●高熱がある

●元気がない

●咳がひどい

●食欲がない、水分摂取もよくできない

前述の研究報告で風邪で入浴したのは、このような症状がない場合です。

以上なような症状があるときは、無理に入浴しなくていいです。

3.風邪で入浴する場合の注意

風邪でも、高熱はなく、元気で、症状も軽ければ、
入浴でからだを温めた方は治りは良くなります。

でも、風邪で入浴する場合は

・無理に洗髪やからだを洗うことをしない

・疲れない範囲でよく温まる

・入浴後は水分をよく補給する

・湯冷めしないようにすぐ寝る

以上のような事は注意してくださいね。

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