コレステロール値を上げないために、1日卵は何個まで食べられるか?

病気の予防や治療
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昔は、コレステロールの多い食事をすると、血中のコレステロールが上がると考えられていたので、特にコレステロールの多い卵は、1日に食べる量を制限しないといけないと思われていました。

 

でも、最近の研究では、食事で血中のコレステロールの値は上下しないことがわかり、
1日に食べられる卵の個数も制限はなくなりました。

 

「え~本当?」って思う人がいるかもしれませんが、

 

実際に、2015年の厚労省の食品摂取基準からは、コレステロールの摂取基準が削除
されています。

でも、いまだに病院から、コレステロール値が高い人が、コレステロールの高い食事を
制限するように言われている人がいます。

 

☆コレステロールと食事の関係って何が根拠なの?

 

そもそも、コレステロールの多い食事をすると、血中のコレステロールが上がるって
何が根拠なんでしょうか?

 

これは、半世紀以上も前の、1950年代にアメリカで、心臓病と油脂の摂取とコレステロール値の関係を調べるのが目的で、世界7カ国で始まった共同研究によります。

その結果、アメリカやフィンランドが心臓病による死亡率が高かったのです。

この研究を主導した、アメリカのアンセル・キーズ博士は、アメリカやフィンランドは肉や動物性脂肪を多くとっているからコレステロールが高くなり、心臓病で亡くなる人が多いと結論づけました。

つまり
「コレステロール値が高いと、狭心症や心筋梗塞などの心臓病になるリスクが高くなる」
と初めて発表しました。

そして、
「動物性脂肪やコレステロールが多い食品を控えれば、コレステロール値が下がって動脈硬化が予防できる。」とするコレステロール悪玉説ができました。

 

☆コレステロール値の変動をたった1か月しか追跡しなかった

 

キーズ博士は、動物性脂肪やコレステロールの摂取が、血中のコレステロール値を上げる実験データも示しています。

でも、何とたった1か月しかコレステロール値の変動を追跡していませんでした。

 

☆コレステロールの大半は、からだで作られる!

 

半世紀以上前のいいかげな学説で、コレステロールって悪玉のように思い込まされてきました。

 

でも、コレステロールって、細胞膜を作ったり、ホルモンの材料になったり、血管を保護したりと健康にはなくてはならない役割があります。

 

なので、からだが必要とするコレステロールの大半は(7割とも8割とも言われています)
肝臓や小腸、脳などで作られて、大きく変動がないように調節されています。

 

コレステロールの多い食品を食べると、からだはコレステロールの合成を減らし、逆に食事からのコレステロールの摂取が少ないと、からだでのコレステロールの合成が増えます。

 

従って、コレステロールの多い卵を1日何個食べようと、食べまいと、血中のコレステロールの値は変わらないのです。

 

むしろ卵は完全栄養食品なので、毎日何個でもしっかり食べた方が健康のためにいいのです。

 

☆コレステロールは動脈硬化の原因にはならない

 

そもそもコレステロールを気にするのは、コレステロールが増えることで動脈硬化が進み、狭心症や心筋梗塞、脳卒中等の血管障害による病気のリスクを減らしたいためです。

 

でも最近の研究データでは、コレステロールが高い方が、死亡率やガンにかかる割合が減ったり、脳梗塞の死亡率が減ったり、コレステロール悪者説を覆すデータが続々とでています。

 

これは、コレステロールの細胞膜の原料や、血管を保護する作用などがあることを考えれば、当然のことですね。

コレステロール値が高いから、薬で無理に下げるという行為は命とりです。

☆まとめ

コレステロール値と食事は関係ありません。1日卵は何個食べてもいいです。

 また、コレステロールはからだにとって悪玉ではありません。

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