映画「ファースト・マン」の評価・見どころと3D・4DX上映について

今年は、人類が月に降りたってからちょうど50年。
それを記念して月を舞台にした映画、ハリウッド映画「ファースト・マン」が公開。
その評価と見どころ、3D/4DXの上映情報です。

これは映画「インターステラー」のようなSFではなくて、
人類史上初めて月に降り立った、ファーストマン、アポロ11号のアームストロングの実話です。

<映画「ファースト・マン」のあらすじ>

1961年、空軍でテストパイロットを務めるニールアームストロング(ライアン・ゴズリング)はNASAのジェミニ計画の宇宙飛行士に応募する。飛行士に選ばれたニールはヒューストンの有人宇宙センターで過酷な訓練を受けながら、他の宇宙飛行士との絆を深めていく。NASAが目指すのは、宇宙計画のライバルであるソ連もまだ到達していない月面着陸。ニールたちは使命感を胸に、様々な困難を乗り越えながら、この前人未踏のミッションに挑んでいく。

先日、中国の無人探査機が、月の裏側に着陸しましたが、
これは50年もの前に、月に初めて人間が降り立った話。

コンピュータも、今とは比べものにならないくらいお粗末な時代。
相当な犠牲と困難があったと思います。
そのへんをリアルに再現しているので、とても興味深い映画です。

予告映像

<公開情報>

『ファースト・マン』
2月8日(金)、全国ロードショー
監督:デイミアン・チャゼル
出演:ライアン・ゴズリング、クレア・フォイほか
脚本:ジョシュ・シンガー
原作:『ファーストマン:ニール・アームストロングの人生』ジェイムズ・R・ハンセン著
配給:東宝東和<キャスト>

<主演のライアン・ゴズリングの経歴>

・カナダ・オンタリオ州ロンドン出身。
・ディズニー・チャンネルの「ミッキーマウス・クラブ」で
子役タレントでキャリアスタート。
・1996年に映画デビューし、純愛映画「きみに読む物語」(04)で主演で一躍有名になる。
・2006年の「ハーフ・ネルソン(原題)」でアカデミー主演男優賞に初ノミネート。
・初監督作「ロスト・リバー」(14)はカンヌ国際映画祭ある視点部門に出品された。
・2016年、ミュージカル映画「ラ・ラ・ランド」で2度目のアカデミー主演男優賞候補。
・2017年、「ブレードランナー 2049」(17)で主演。

・プライベートでは、「プレイス・ビヨンド・ザ・パインズ 宿命」(2012年)の
共演者エバ メンデスとの間に娘が2人生まれ、16年に結婚した。

「ラ・ラ・ランド」のデイミアン・チャゼル監督と主演ライアン・ゴズリングのコンビが再びタッグを組んだ映画ということでも、とても期待がもてますね。

<映画「ファースト・マン」の解説>

◎「ファーストマン」の魅力をあの「宇宙兄弟」のムッタとヒビトが解説しています。

宇宙兄弟のヒビトの月面での極限状況のシーン、ものすごい緊張感でした。
それが、このファーストマンでも体験できそうです。

<映画「ファースト・マン」の評価>

◎宇宙飛行士の野口聡一さんと山崎直子さんは、この映画の評価を次のように述べています。

本物の宇宙飛行士の評価ですから、かなり参考になります。

山崎さん飛行士とその家族、宇宙開発に携わるすべての人の思いが詰まった作品です。

上映2時間21分の映像がすべてダイナミックで、ドキュメンタリーを観ているようでした。宇宙って漆黒のような暗闇とまぶしいくらいの光の対比が強いのですが、そこも見事に表現されています。あたかも自分がアポロ11号に同乗しているかのような感覚がありました。

野口さん月面に立つ瞬間や、宇宙飛行士の思い、すべてがリアルでした。

アームストロングさんが体験した振動や浮遊感と、極限状態での緊迫感が伝わってきて、月面に立つ瞬間も一挙手一投足まで非常に臨場感がありましたね。

今の技術が存在しなかった時代だけに、いかに無謀な挑戦だったかが宇宙船からも伝わってきます。それと驚いたのはNASAのセット。会議室やミッションコントロール室は、壁の質感やトイレの暗い雰囲気まで本物そのものでした。

◎映画を観た人の一般の評価

とにかくツライ
簡単に月に行きたいとか、言えない。
月面着陸した英雄は、世間でのもてはやされ方とは違い、どこの誰とも同じ、
誰かの友人であり、夫であり父親。
今までの宇宙モノとは一線を画した映画。
この監督が天才だということは、パッション、ララランド、本作を観て、よくわかった。
ただ、ツライ。

深く静かな感動。ライアン・ゴズリングの演技が印象的
主人公のアームストロング船長を演じたライアン・ゴズリングの
抑制的な演技が印象的でした。セリフをあえて最小限に抑えて
あるようです。
「アポロ13」のように手に汗握るエンターテイメント大作ではないですが、
アポロ計画の、プロジェクトとしての多難さ、ミッションの困難さを忠実に描いた良作でした。「沈黙 -サイレンス-」を見た時のような、派手ではないが、深く静かな感動がありました。
「ラ・ラ・ランド」とは全く対照的な作風で、デイミアン・チャゼル監督の多才さを感じます。

いや、素材並べただけやん
終始無表情の主人公。
一体全体、何を考えているのか全くわからんナゾの人物。
そんな彼には、家族がいて、宇宙飛行士に応募して、
仲間が次々死んで、月へ行って、足跡残して、帰ってきました。
っていうストーリーだけはわかった。
それだけ。
なんか描写が断片的で、しかも彼の主観をテーマにしてるから
なのかどうか知らんが、やたら人の顔のドアップばっか。

『ファースト・マン』試写。アポロ計画をサクセスストーリーと
して描かず、敢えてネガティブな面を強調しているのが新鮮。
訓練中の恐怖描写はリアルなホラーだ(画面酔い注意)。
家族第一の宇宙飛行士たちと、国の威信をかける当局との温度差も。あの台詞、あの足跡を再現した月面着陸シーンは鳥肌!

今日はファースト・マンを見てきた!鳥肌が立ったシーンもあり、宇宙に興味や憧れを持っている人にこそ見てほしいと感じた

◎映画評論家の評価

予告編を観ただけで品質の高さが窺え,大いに期待した。
嬉しいことに,完成披露試写はIMAXの大型画面での上映だった。
過去に筆者が観た最高の映像は,フロリダのNASA宇宙センターで見たIMAX記録映画2本である。劇映画でありながら,それに匹敵する出来映えで,そこに絶妙な立体音響が付されていた。
これだけの大型作品でありながら3D映画でないのは,NASA提供の記録映像の大半が2Dであり,それを擬似3D変換しても正しい奥行き情報を表現できないと判断したからだろう。謙虚かつ正しく賢明な製作姿勢である。

文句なしの最高点を与えるべき作品である。ただし,劇映画としての出来映えは85点程度で,以下のような個人的不満が残った。
■ 伝記映画であるから,生い立ちや私生活も描きたくなるのは理解できるが,夫人(クレア・フォイ)の存在が煩わしく,夫婦間のいざこざが余計だった。
■ 上記を入れるくらいなら,もっとアポロ11号打上げから月面着陸までに時間を割き,ドキュメンタリー風に描いて欲しかった。アポロ13号のような緊迫感はなくても,地球との交信,宇宙船内の様子を長くして,臨場感を高めることは出来たはずだ。

<映画「ファースト・マン」の見どころ>

ファーストマンには、3つの見どころがあります。

1.撮影カメラを使い分けて、リアルさを演出

アームストロング船長がアポロ11号に乗り込む場面や人間ドラマは35mmと16mm
フィルム。月面に立つ場面は高解像度のIMAX。カメラを使い分けることで、観客にも
同じ空間にいるようなリアルさを再現しています。

2.主役のゴスリングの徹底した役作り

アームストロング船長の心情を理解するために、彼の妹や妻、息子、同僚らと面会して
インタビューをして脚本作りにも貢献、徹底した役作りの参考にしています。

3.制作にはNASAが全面協力

信憑性を追求するチャゼル監督に、NASAは膨大な資料や場所の全面協力をしています。。キャストも宇宙センターで飛行制御や半重力装置での月面歩行シュミレーションなどの訓練をしています。

<映画「ファースト・マン」の3Dと4DXについて>

この映画に残念ながら3D上映はありません。
これだけの映画が3D上映がないのは、不思議ですが、
その理由は上記評論家が解説しています。

IMAX上映はあるようなので、IMAXの方が臨場感が半端ないと思います。

また、4DX上映はあり、
その魅力がチャゼル監督自ら紹介されています。

「4DXにぴったりな作品だと思います」
「本作で宇宙飛行士のような体験できるでしょう。壮大な宇宙に解き放たれ、まるで宇宙船に搭乗しているような臨場感、アームストロング船長が月面を歩くシーンやジェミニ8号の事故による制御不能に陥ったシーンでは、あたかもその場に居合わせているかのような緊張感を体感することができるでしょう。宇宙飛行士たちがどのような経験をしたのか、彼らが抱いた恐怖など、彼らに対して威厳を感じて頂ければと思います」と語っています。

『ファースト・マン』の4DX上映では、最新技術によって、アポロ11号の<無重力体験><気圧の体験>などのトレーニングシーンを独自の技術やモーションチェアの動作で再現しているようです。

<まとめ>

映画「ファースト・マン」の評価、いろいろ難点も指摘されていますが、アポロ11号の人類が初めて月面に降り立つまでの実話なので、その臨場感、リアリティー感を味わうのは、感動すると思います。

私は、50年前にテレビでアームストロング船長が月面に降り立ったときのTV画像をしっかり
覚えています。それまでのたくさんの犠牲と困難が映画で再現されるとなるととても楽しみです。

実際にアメリカで「ファースト・マン」を観てきた息子も、「お父さんとても感動した、是非日本で公開されたら観るといいよ」って勧めてくれました。アメリカではIMAXではなかったようで、IMAXの方がよりいいと思うと言ってました。




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