PSA(前立腺ガンの腫瘍マーカー)が病院治療なしで下がった方法!

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前立腺ガンは最近とても増えているので、
男性は、ある程度の年齢になってくると、前立腺ガンが心配になりますよね。

前立腺ガンの目安として、PSAという腫瘍マーカーがあります。

基準値が4なので、4を超えてくると、ガンではないかとびくびくします。

ガンの場合は、病院の治療が必要ですが、
病院の治療ではないある方法でPSAが下がって、経過観察になった例があります。

その実例と、PSAが下がった方法を説明します。

1.PSAが病院の治療をせずに下がった例

これは、私のいとこの60代の男性の話です。

毎年人間ドックで前立腺ガンの検査でPSAを測っていました。

昨年は2.73だったんですが、
今年になり4.32に上昇。

PSAの基準値が4なので、
前立腺ガンが疑われて、
前立腺の細胞を取って検査を受けたら
36カ所のうち2カ所からがん細胞が見つかりました。

 

前立腺ガンの治療方法は、いくつかありますが、
いとこの場合は、「小線源療法」って言って、
放射線治療のひとつですが、
放射線を出すカプセルのようなものを前立腺に埋め込む治療を勧められたそうです。

 

前立腺ガンは、他のガンに比べると進行が遅いので、
すぐに治療を始めなくても大丈夫で
3か月後から小線源治療の予定になっていました。

私は、自然療法による治療を仕事としていますが、
3か月も何もしないのも不安なので、
何か自分でできる治療方法はないかと相談されました。

そこで、治療器を購入すれば家庭でもできる治療を紹介しました。

その方法はあとで説明しますが、

その治療方法を続けたところ、次のグラフのように
PSAがどんどん下がってきて
病院の治療を始める予定だった3か月後には
PSAは当初の約半分くらいになり、
病院の担当医もびっくり!

予定していた「小線源療法」は中止になり、
しばらく様子を見ようということになったのでした。

その後もPSAはさがったままで、9か月後の現在も基準値以下です。

2.PSAが下がった方法とは

 

PSAが下がったいとこが行った治療方法とは、
「光線療法」という治療方法です。

 

これは、昭和初期からある治療方法ですが、
簡単に説明すると、
太陽光線に近い光線を人工的に作って、
それをからだに照射する治療方法です。

 

太陽光線って、紫外線の害ばかりが宣伝されてる感じですが、
実は、血行を良くしたり、体温を上げたり、免疫力を上げたり
いろいろな効果が認められています。
ガン抑制作用も認められています。

光線療法とは、次の記事も参考にしてください。

いとこは、光線療法で免疫力が強化されて、
がん細胞の勢いが抑えられて、
PSAも下がってきたのではないかと思います。

 

いとこの場合は、
この光線治療を、
足裏・両膝・お腹・腰・前立腺の部位に毎日続けていました。

 

ガンの状態によっては、もちろん病院の治療も必要ですが、
病院治療を受けながら、この光線治療も行う。

 

また、前立腺ガンの疑いはあるが、経過観察という場合も、
この光線治療を行って様子をみる。
ということもできます。

 

このいとこの他にも、私の働いている治療所では、光線治療でPSAが下がっている例はたくさんありますので、PSAが高い方は、ぜひこの光線治療も
検討してみてください。

 

おまけの話です。

3.PSAって何?

「PSAって何?」
って聞かれて、
「前立腺の腫瘍マーカーです」って答えるのは、ふつうですが、

そうではなくて、PSAって何を測っているの?
って聞かれて、答えられないと思います。

PSAって、前立腺で作られる、「タンパク分解酵素」です。
「タンパク質を分解するって、何のため?」って思いますよね。

実は、精液にこのPSAを前立腺では混ぜる働きをしています。

「精液にタンパク質分解酵素を混ぜるって、何のため?」

実は、精液のゼリー状の成分を、
このPSAのタンパク分解酵素が分解することで、
精子が動きやすくするためなんだって。

実に巧妙なことをしているんですね。

このPSAのお陰で、精子と卵子がめでたく受精して
われわれが生まれているわけなので、
PSAって大切なものなんですね。

決してPSAが前立腺ガンを引き起こすわけではなくて、
前立腺ガンでPSAが入っている細胞が壊されるから、
PSAが血液中に漏れて、PSAの数値が上がっていたんですね。

 

4.PSAが高くてもガンではないことがある!

PSAが高いと、前立腺ガンと結びつけてしまいますが、
実は、PSAが上がる原因は、他にもあります。

「前立腺炎」

「前立腺肥大」

激しい運動や射精のあとにも、PSAが高くなることがあります。

要するに、PSAを納めている細胞が壊されると
血液中にPSAが漏れてくるので
その原因はガンだけではないということです。

なので、PSAが高い場合は、
まず、がん以外の原因がないかどうか確かめてもらってから
ガンかどうかの検査に移った方がいいです。

「PSAが高い=前立腺ガン」

と短絡的に考えない方がいいです。

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