いきなり質問です。
「ジャガイモのイモって、植物のどこの部分でしょうか?」
答え・・・> 根っこ
と普通は思いますよね。
私も、そう思っていました。
でも、違ってました、
茎の部分が肥大化したのが、ジャガイモです。
ちなみに、サツマイモのイモの部分は根っこが肥大化したものです。
同じイモでも、茎と根っこ、違うんですね。
また、ジャガイモは、ナス科です。
ジャガイモ、さらにトマトも、ナスの仲間だとは思ってもみませんでした。
ジャガイモの花はナスにそっくりらしいです。
さらに、何と、ナスを小さくしたような、ミニトマトより更に小さい実がなるらしいです。
熟せば、とっても甘い実で、食べられるらしいです。
ジャガイモの実、 今年、実がついたら食べてみたいです。
ジャガイモは、作るのにあまり手間がかからないので、家庭菜園にオススメと言われています。
私も、今年から畑を借りてジャガイモ栽培を始めました。
種芋を植えて、あとはとくに何もせず、ほったらかしでしたが、
成長して、だいぶ葉っぱが茂ってきたときに、
農家の方の指導で、「土寄せ」が必要との指導を受けました。
「ジャガイモの土寄せ?」
素人には、何のことがわかりませんでしたが、
理由を聞いてなるほどと納得しました。
先ほどのジャガイモは茎の部分ということが関係しています。
ジャガイモは茎の部分なので、根っこと違って、地表に出やすいということがあります。
肥大化してきた茎の部分が地表にでてしまうと、光合成をして葉緑体が作られて、緑色に変色してしまいます。
さらに、
日に当たると「ソラニン」という毒物も作られてしまう
ので、要注意です。
土寄せは、ジャガイモの茎が肥大化してきて、地表にでて日に当たらないようにするためにするために、土を寄せて防ぐという理由があったのでした。
土寄せ前。
土寄せ後。反対側も同じように土を寄せる。
そういえば、深谷ネギを作っている農家の方のTV番組で、ネギに土寄せしてました。
ネギは、緑のところと白いところがありますが、
やはり、茎に日が当たると緑色になってしまうので、
土を盛り上げ、ネギの茎に日が当たらないようにして、白い部分を増やしているのでした。
日に当たることでの光合成は、植物には必要ですが、それを食べる人間の都合では、
日に当てない方がいい場合もあることを学んだのでした。
◎まとめ
ジャガイモを家庭菜園で作り始めた方は、土寄せをして、出来てきたジャガイモを日に当てないようにだけ、注意してくださいね。