2020年、秋のお彼岸はいつからいつまで?何をすればいいの?

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秋になると、お彼岸があって、何となくお墓参りをしていますが、

お彼岸って正確にはいつからいつまでなのか、あいまいではないですか?

秋分の日ってあるけど、お彼岸とどう関係あるのかもいまいちあいまいでは?

そもそも、お彼岸って何なの?

お彼岸には本当は何をすればいいの?

これらの疑問に答えます。

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お彼岸はいつからいつまで

まず、お彼岸って正確にはいつからいつまでなのかですが・・・

お彼岸って、春と秋、年に2回あります。

春のお彼岸は「春分の日」前後で、

秋のお彼岸は「秋分の日」前後です。

春分の日と秋分の日の日付は、毎年違うので、

お彼岸の期間も毎年、少し違います。

春分の日:3月21日頃

秋分の日:9月23日頃

お彼岸がいつから、いつまでなのか

その期間は、

「春分の日」「秋分の日」を真ん中としてして

前後3日間の、合計7日間になります。

つまり、お彼岸の期間とは、

春分の日・秋分の日を真ん中にした1週間が、

お彼岸の期間になります。

お盆がだいたい4日位ですから、お盆より長いですね。

お彼岸の

初日を「彼岸入り」、

終日を「彼岸明け」、

春分の日・秋分の日を「中日(なかび・ちゅうにち)」といいます。

2020年の秋のお彼岸は、
9月19日(土)~9月25日(金)です。
秋分の日が9月22日(火)なので、
その日を中心に
9月19日が彼岸の入り、9月25日が彼岸明けです。

になります。

彼岸ってなあに?

そもそもお彼岸って何のことか

よくわかっていないと思いますが、

彼岸って、仏教からきています。

仏教では、ご先祖さまのいるあの世を「彼岸」

私たちが生きているこの世を「此岸(しがん)」といいます。

「彼岸」は、西に位置して、

「此岸」は、東に位置するとされています。

「春分の日」と「秋分の日」は、

昼と夜の長さがほぼ同じになる日です。

天文学的に

春分の日と秋分の日は、

太陽が真東から昇り、真西に沈むので

あの世の「彼岸」とこの世の「此岸」が

もっとも通じやすい日になると考えられて、

この時期に先祖供養をするようになったのが、

お彼岸の由来です。

お彼岸には何をすればいいの?

お彼岸に何をすればいいかですが、

お盆の時のような決まった行事や飾り、お供えはないので

一般的には中日(秋分の日・春分の日)の前後に

お墓参りをして先祖供養をすればいいです。

そこでですが、

彼岸は、先祖供養だけかと思っていましたが、

実は修行の期間でもある

ということを知りました。

この世は煩悩と迷いの世界、

そこから悟りを開いて、

彼岸へ到達するための

「六波羅蜜(ろくはらみつ)」と呼ばれる修行をする期間でもある

と言われています。

彼岸に到達してしまうと、あの世に行ってしまうので、

あの世に行く前の、この世での正しい修行ということですね。

六波羅蜜とは

1.布施(分け与える)

2.持戒(規律を守る)

3.忍辱(怒りをすてる)

4.精進(努力する)

5.禅定(心を安定させる)

6.智慧(真実を見抜く)

お彼岸の7日間は、

お墓参りをする1日の他の6日は、

この6つの課題を実践するということです。

う~ん、なかなか難しいですが、

4の精進、努力はしていきたいと思います。

あとがき

お彼岸。

いままで何となくお墓参りをしてきましたが、

(それも、近年では、たまにしかできませんでしたが)

先祖と通じやすい期間で、

その期間に、お墓参りをして先祖への感謝をし、

さらにこの世での正しい生き方を見直すという

意味合いがあったのですね。

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