実体験、足裏の人差し指の下に魚の目やタコができない歩き方とは!

病気の予防や治療

あるテレビ番組によると、女性の9割が、足裏のタコや魚の目に悩んでいるとか。

女性は、ハイヒールをよく履くとか、靴の問題もあるかもしれませんが、
実は歩き方にも、大きな問題があります。

私は男性なのですが、足裏の人差し指の下にタコ・魚の目がずっとできていて治らず、
痛みもあって困っていました。

それが数年前に歩き方が悪いということがわかって、歩き方を変えたら今はほとんど治っています。

 

この魚の目ができない歩き方を解説したいと思います。

 

☆なぜ足裏の人差し指の下に魚の目・タコができるのか?

足裏のタコは、皮膚のいちばん外側の角質と呼ばれる層が厚くなって硬くなったものです。

 

タコはまだ皮膚の表面的なものですが、
魚の目は、硬くなった角質が、皮膚の中の方まで盛り上がったもので、
神経に障るようになって痛みがでてきます。

 

角質がどうして厚くなって硬くなるかは、
その部分に物理的に何回も力がかかりすぎるからです。

 

靴の問題もありますが、今回はあるき方の問題を説明します。

 

つまり、歩く時に、タコや魚の目ができるところに集中して力がかかるためです。

 

でこれは、「踵着地で足指で蹴って歩く」という歩き方に原因しています。
足指で蹴るときに、蹴りやすい足の親指から人差し指の付け根に力がかかります。

この歩き方を繰り返していると、人差し指の下あたりが硬くなってタコになり、やがて魚の目のなったりします。

このことに気づかないで、正しいと言われる「踵着地で足指で蹴る」歩き方を
一生懸命していると、ますますタコ・魚の目がひどくなってきます。

 

私自身がそうでした。
早く歩こうと思って一生懸命、足の親指と人差し指で蹴って歩いていました。
足裏の人差し指の下あたりがどんどん硬くなって、治りません。
そのうち、痛みもでてきました。

 

そのころは、(正しいと言われる)歩き方のせいだとは思ってもいませんでした。

 

タコ・魚の目にスピール膏を貼って、ふやけたところで皮をむいていましたが、
またじきに硬くなってきて、同じことをずっと繰り返していました。

 

☆歩き方が悪いのが原因だとわかった

数年前に歩き方の講習を受けました。

踵から着地したり、足指で蹴ったりして歩きません。

こういうある方もあるんだと感心しました。

 

そんなに力を入れないでも、スムーズにすっすっと歩くことができます。

またその歩き方をしたあとは、不思議と前屈がやりやすくなったり、
肩が回しやすくなりました。

 

それから、その歩き方を日常的に行うようになりました。

 

しばらくして、足裏の魚の目・タコのところが痛くならないのに気づきました。
また、さわってみると柔らかくなってきていて、小さくなっています。

 

そうか、足指で蹴らない歩き方に変えてから、足裏に部分的に力がかからなくなって、
魚の目・タコが良くなってきたのに気づきました。

足裏の魚の目・タコは、足指で蹴って歩く、歩き方のせいでした。

 

☆魚の目・タコができない歩き方

正しいと言われる踵着地の歩き方は、要するに足を先に出して、足でこぐようにして
からだを前に運び、最後は足指で蹴ってさらにからだを前に運ぶ歩き方です。

これに対して、足指で蹴らない歩き方は、次のようにします。

「腰から歩きます」

腰から歩くとは、

○立った状態から、腰を前の方に重心移動させます。

○そのままだと倒れるので、どちらかの足が自然と前にでます。
そのときに、足裏は全体に着地します。

○そのままさらに腰を前に重心移動させると、逆の足が前にでます。

○この繰り返しで、足指で蹴ることなく、歩くことができます。

この歩き方だと、足裏に部分的に力がかかりすぎることがなく、
タコや魚の目の予防になります。

 

重心移動で歩けるので、足で蹴る力もいらず、慣れると、とてもスムーズに歩けます。

足裏のタコや魚の目で困っている方、是非この歩き方をマスターされると良いと思います。

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