冷え症は血流が悪いためは、ウソ、本当の原因と改善方法

病気の予防や治療
By: eduardo fontanarrosa

寒い時期になって、
冷え症の人はつらいよね。
特に女の人は、冷える人多いから。
世の中に、冷え対策の方法やグッズって、いろいろあるけど、
冷えの本当の原因を知ると、
根本的に、改善できると思う。
冷えの本当の原因と根本的解決策を説明するよ。

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1.今まで言われていた冷えの原因はウソ?

冷えの原因って、血行が悪いからって思っているでしょう。
もちろん、そういう人もいるけど、
そうじゃないんだな。

おじさんも長年、血行が悪くなって、
冷えると思っていたんだけれど、違った。

おじさんの働いてる診療所では、
冷え性の女性は、足の温度と、血行状態も測っている。

血行状態は、年齢とともに悪くなるんだけれど、
女性で、冷えが強い人が血行が悪いかというと

そういうことはまずなくて、
別に病気がなければ、年相応の血行状態なんだよね。

ずっと不思議に思ってたんだけど、
あるお医者さんが、「冷え性は血行が悪いためじゃない」
って説明していて、納得した。

その説明を要約するとこうだ、

血液が流れるのは、
からだの細胞に栄養と酸素を運ぶ役割だよね。
それともう一つは、からだの熱を放出させる役割、
車で言えば、ラジエターの役割がある。

ヒトのからだの中心部の体温は、
高すぎても、低すぎてもうまく働かないから
いつも37℃くらいになるように調整されている。

安静にしているとき、からだの熱の約2/3には、
脳と内臓で作られてて、
心臓では41℃、肝臓では43℃以上の温度になっているそうだ。
この熱をうまくからだの外に出さないと、
体温が上がりすぎて、たいへんなことになってしまう。

手足が温かいっていうのは、血行を利用して、
からだから熱を放出して 適温に保とうとしている状態なわけだ。

パソコンやスマホも同じだね、
使っていると熱くなってきて正常に働かなくなる。
だから、ファンなどで冷却が必要だ。

ヒトの場合、からだの中がオーバーヒートしないように
体熱を調節するのが、血管と血流なわけ。

 

2.冷え性の本当の原因

逆に寒くなってきて、
からだの中がの温度が37℃を下回りそうになると、

今度は、

血管を縮めて、特に末端の手足の血管を縮めて、血流を少なくして、
体熱を逃がさないようにしているわけなんだ。

「冷えるのは、体熱を逃がさないように血管を縮めているためだった!」

手足末端を流れる血液の量は少なくなるけれど、
血液が流れていないわけではない。

川の流れでたとえると、
川の流れの速さは変わらないけど、
流れる水の量が少なくなった状態ということだ。

からだが熱いときは、
流れの速さは同じだけれど、
川の水の量がどっと増えるイメージだね。

体熱が十分に作られていれば、手足の血管を縮めて
熱を逃がさないようにしなくてもいいわけ。

つまりだ、

「冷え性の根本的改善は、からだの熱を作る能力を高めることなんだね」

カイロや湯たんぽで温めたり、
ツボ押ししたり、
冷えグッズを使ったり、
半身浴をしたり・・

それらは全部一時しのぎだよ。

とりあえず、一時しのぎも必要だけど、

冷え性を治したい女性の人は、
是非、
からだの熱を作る能力を高める努力をしましょう!

からだの発熱能力を高める方法は、次回に続くよ。

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