今まで言われていない猫背の原因と、簡単な治し方はこれだ!

病気の予防や治療

最近は、スマホやパソコンを見ることが多いせいか、猫背になっている人が増えていますね。また、加齢とともに、背中が丸くなってくる人も多くいます。

猫背改善の方法は、たくさん説明されているけど、ちまたであまり言われていない視点で、効果的な方法があるので、解説します。

 

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1.猫背の原因

 

猫背の原因は、色々解説されているけれど、私は大きく2つあると思ってる。
それは、筋力と姿勢だけど、普通とちょっと見方は違う。

(1)筋力の問題

猫背は、背筋が弱いとか腹筋が弱いとか言われて、腹筋や背筋の筋トレを勧められる
かもしれないけど、従来の頭の後ろで腕を組んで、からだを起こす腹筋運動は、
猫背にはかえって逆効果ですね!

なぜかというと、
猫背の人は、みぞおちからお腹の筋肉が縮んでいる、背中から腰の筋肉は伸びている。

従来の腹筋運動は、 腹筋をさらに縮めているし、逆に背筋から腰は伸ばしているので、
猫背の人には、かえって悪化してしまう動きだね。


じゃあ、どうしたらいいかは、あとで説明するね。

(2)姿勢の問題

猫背になる姿勢のパターンはいくつかあるけれど、一番多いのは、からだの重心が後ろに下がってて、首が前に突き出た姿勢で、それにバランスを取るために背中が丸くなってるケース。

いくら筋トレしても、姿勢も直さないと、猫背は治らないね。

 

2.猫背を改善する方法

 

(1)筋力の問題

猫背の人は、みぞおちから腹部の筋肉縮んでいるわけだから、逆にそこを伸ばさなければいけない。
腹筋を伸ばす筋トレは、次のやり方がいい。

①仰向けに寝て、両手を軽くお腹の上に置く。

②両手で軽く抵抗しながら、お腹に力を入れてふくらませるようにする。

いままで、お腹の筋肉を伸ばすなんて筋トレは、あまりやったことがないと思うから、
最初はほとんど動かないかもしれない。

それだけ、腹筋が縮こまって、硬くなっている証拠だけどね。

猫背のおばあちゃん、私たちの診療所にたくさん受診するけど、
みな、おなかがペちゃーんとなってて、
「お腹をふくらませて」と言っても、全然動かない。

このトレーニングを毎日10回から始めて、徐々に出来る範囲で回数を増やすとよい。

お腹に徐々に力をこめられるようになります。
それを「腹圧」というけど、腹圧が上がってくると、猫背が改善するし、重心がしっかりしてからだも安定してくると思う。

(2)姿勢の問題

お腹のふくらませる筋トレで、腹圧をかけられるようになると、
自然と姿勢も良くなります。

腹圧がかかると、今まで後ろ重心だったのが、前の方に重心が移ります。

重心が前に行きすぎても良くないから、足裏の中央付近に重心が来るようにするといいね。

その姿勢にすると、自然と背筋が伸びて、お腹が伸びた、いい姿勢になります。

◎まとめ

猫背改善の筋トレは、従来の腹筋を縮める筋トレは逆効果で、お腹を膨らませて、腹筋を伸ばす筋トレが有効です。

もちろん、姿勢も注意です。

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