アキレス腱ストレッチの間違いと正しい方法を解説!

からだの使い方

走る前に、よくアキレス腱のストレッチをしますよね。

 

何でやるかって?

 

それは、アキレス腱からふくらはぎを良く伸ばして、柔軟にして
ケガを予防したり、
パフォーマンスを上げて、速く走れるように
と主に思っているんじゃないかな。

 

 

でも最近、
従来のアキレス腱伸ばしは、
ケガの予防にはならないし、逆効果で、
かえってパフォーマンスを下げるということが言われ始めています。

 

それはなぜでしょうか。

 

1.筋肉をムリに伸ばすと逆に縮む

 

筋肉って、「筋紡錘」っていうセンサーがあって、
筋肉が瞬間的にひきのばされると、
これ以上伸ばされるとまずい!ということで、

 

筋紡錘から脊髄に「筋肉を縮めよ」信号がだされて、

自分の意志とは関係なく、反射的に筋肉が縮みます。

 

アキレス腱だと、反動をつけてムリに伸ばすと、
アキレス腱についているふくらはぎの筋肉が縮みます。

 

これは、簡単な実験をするとわかります。

・軽くその場で足踏みをして、左右の足の動き・重さを覚えておいてください。

・次に片足を後ろに引いて、従来の反動をつけて右のアキレス腱を伸ばす。
10回ワンセットで、2~3回やってみる。

・もう一度、その場足踏みで、左右の足の動き・重さがどう変化したか、感じてみてください。

ストレッチした方の足が重くなっていませんでしたか?

 

ストレッチしたのに、足が重くなって動きが悪くなったのでは
逆効果ですね。

 

2.筋肉をじわじわストレッチ

筋肉をムリに伸ばすのではなくて、
じわじわとゆっくり伸ばすストレッチはどうなの?

って思うかもしれません。

 

これも実際に試すとわかります。

 

・軽くその場で足踏みをして、左右の足の動き・重さを覚えておきます。

・次に右足を後ろに引いて、反動をつけないで、右のアキレス腱をじわじわ伸ばします。
10秒くらい、2~3回やってみましょう。

・もう一度、その場足踏みで、左右の足の動き・重さがどう変化したか、感じてみてください。

・伸ばした方の足は、重くなって、力がうまく入らないではないですか?

 

 

じわじわって伸ばすと、今度は筋肉の反射運動が起きなくなって、
筋肉のパフォーマンスが落ちます。

 

3.正しいアキレス腱のストレッチとは

 

筋肉は、基本的には縮む動きです。

 

また、縮んでいる筋肉の反対側の筋肉は伸びていないといけません。

 

例えば、肘を曲げる時には、
収縮する筋肉は、力こぶを作る上腕二頭筋です。
反対側の筋肉(上腕三頭筋)は緩みます。

このことを利用して、
アキレス腱を伸ばす場合
(正確にはふくらはぎの筋肉を伸ばすのですが)

 

足首を反らせて
ふくらはぎの反対側のすねの筋肉を収縮させると、
いいわけです。

 

実際に写真のようにやってみましょう。

足指をグッと折り曲げて
足首をぐっと反らして、
10秒くらいしっかり筋肉を収縮させてみてください。

その間、アキレス腱やふくらはぎの方は意識しないで
緩ませておいてください。

 

ちょっと休んで、もう一回くらいやってみてください。

さあ、このあと足踏みをしてみて下さい。

 

「わ~~」

 

収縮ストレッチをした方の足が、えらく軽く上がりませんか?

 

◎まとめ

 

筋肉のストレッチを正しく、効果的に行うには、
ストレッチしたい筋肉を伸ばすのではなくて、
ストレッチしたい筋肉に対応する筋肉をしっかり収縮させることです。

 

アキレス腱やふくらはぎの筋肉のストレッチは、
足首を反らして、
すねの方の筋肉をしっかり収縮させることです。

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