令和元年の梅雨は長引いていますが、梅雨明けはいつ頃になるのか?
また、梅雨明け後の夏の天候もたいへん気になるところです。
令和元年の梅雨明け、夏の天候を、過去の天候を参考に、予測してみました。
目次
令和元年の梅雨明け
令和元年の梅雨明けは、
沖縄では平年より6日遅い6月29日、
奄美では平年より14日遅い7月13日。
それ以外の地方では、まだ梅雨明けしていません。
平年の梅雨明けは、
九州南部で7月14日、
四国で7月18日なので、
西日本の梅雨明けも、平年より遅くなりそうです。
週間天気予報によれば、
7/21以降、全国的に晴れマークになってくるので、
中国・近畿・東海・関東・北陸・東北の平年の梅雨明けは、
これらの地域は、平年並みに梅雨明けするかもしれません。
でも今年の梅雨は異常なので、過去の天候からすると
梅雨明けが遅くなり、冷夏の可能性があります。
令和元年の異常な梅雨
平年並みの梅雨明けになったとしても
今年の梅雨は、日照不足と低温で、異常です。
◆7月の日照時間は、
栃木県日光市でわずか4時間、
平年のなんと7%
東京都心で6.5時間の
平年の9%
◆7月気温は、
夏日(25℃以上)にならなかった日は、
7/16までで、東京では11日もあります。
◆平成元年以降、7月に夏日が少なかった年は、
平成5年(1993年)は14日間、夏日にならず
平成15年(2003年)は10日間、夏日にならず
つまり、今年は16年ぶり、あるいは26年ぶりの寒い7月と言えます。
それで、7月の夏日が少なかった、
平成5年、平成15年は記録的な冷夏だったんです。
◆1993年(平成5年)の夏の天候
記録的な冷夏で、
例年通り7月中旬から8月上旬にかけて
九州から東北地方の梅雨明けが発表されたものの、
梅雨明け後も前線と台風で大雨が相次ぎ、
東北地方から九州地方にかけての梅雨明けはすべて撤回された
という年です。
記録的な冷夏で、農作物の冷害が発生したため米不足になり、
タイ米を輸入した年です。
タイ米、細長くて、おいしくなかったのを覚えています。
◆2003(平成15)年の夏の天候
この年も冷夏で、梅雨明けしなかった地域が多数ありました。
雨天で、夏の高校野球も順延続出した年です。
令和元年の梅雨明け後の夏の天候予想
平成後、7月に夏日が少なかった年は、冷夏になっているので、
令和元年の梅雨明け後も、冷夏になる可能性が高いのでは、
と私は予測します。
しかも、雨や台風も多いかもしれません。
あとがき
猛暑もつらいですが、
冷夏も、プールや海がガラガラ
夏物衣料品や関連商品が売れない
農作物の生育が悪くて、高騰
経済的損失が大きく、
そこに、10月の消費増税では、
庶民の生活はがたがたです。
何とか、平年並みに梅雨が明けて、暑い夏になってほしいものです。
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