身内が、今まで診てもらっていた病院から退院させられ、「これからは
自宅で療養してください」と言われて、どうしたらいいのか困っている方がいると思います。また、家族では看病しきれないので、ヘルパーさんを頼みたいけど、どこに依頼すればいいの?など、在宅医療が始めてだととまどうことが多いと思います。
自分の経験も交えて、在宅医療はどうしたらいいのか、まとめました。
誰に診療を頼むのか?
入院していた病院では、往診してくれない、
じゃあお医者さんに診てもらうには、誰に頼んだらいいの?
ってお困りの場合は、
その場合、住んでいる地域のかかりつけの先生に相談してみてください。
かかりつけ医が定期的に自宅に来てくれて診療してくれる
「訪問診療」という制度があります。
私の父の在宅診療のときも、訪問診療をしてもらってました。
急に具合が悪くなったときでも、対応してくれてました。
また、再入院が必要になったときは、適切な病院も紹介してくれます。
看護師さんにも定期的に訪問看護してもらっていました。
かかりつけ医が在宅医療に関わっていない場合
かかりつけ医が在宅医療に関わっていない場合は、
地域の医師会
病院のソーシャルワーカーが相談に乗ってくれます。
リハビリが必要であれば、理学療法士や作業療法士の
訪問リハビリもあります。
私の父も、入院中に廃用症候群で歩けなくなったのですが、
(寝たきりを3カ月続けていたら、歩けなくなってしまった)
訪問リハビリを受け、徐々に歩けるようになりました。
歯の具合が悪いときは、歯科医師や歯科衛生士の
訪問歯科診療があります。
薬の飲み方については、薬剤師
食事に関しては、管理栄養士が相談に乗ってくれます。
訪問してくれることもあります。
これは、医療保険や介護保険が適用されます。
介護保険を利用するためにはどうするか?
介護保険を利用するには、
まず、介護認定を受ける必要があります。
介護保険の認定は、
・市区町村の介護認定の窓口
・地域包括支援センター
で申し込んでください。
要介護認定を受けると
ケアマネージャーが来てくれて
介護プランや介護に必要ないろいろなサービスの手配をしてくれます。
私の父は要介護3で、
ケアマネージャーが訪問してくれて、
・介護ベッド
・車いす
・介護用のおむつ
・ヘルパーさん
・デイサービス
など、とてもてきぱきと手続きをしてくれて、
ありがたかったです。
介護以外の生活相談などはどこにいけばいいの?
市区町村に設置されている地域包括支援センターには、
・ケアマネージャー
・保健師
・社会福祉士
・介護福祉士
などの職員もいますので、
介護以外にも、
医療や生活に関することなどで全般的に相談できます。
困ったときは、是非、地域包括支援センターを利用してみてください。
コメント