昨年から畑を借りて、いろいろな野菜を作っている。ジャガイモも作っていて収穫時期になった。昨年は見られなかったが、今年ジャガイモが実をつけているのを発見。なんと
ミニトマトにそっくり。青いのと、熟してきて黄色になっているものもあった。
一番は食べられるかどうかだが、食中毒をおこす、食べられない、熟せば食べられる等
情報があるが、実際食べた人はいないようだ。
食べるのにはちょっと勇気がいる。
実際食べてみれば、貴重な体験談になるだろうが、おなかを壊したくないし、悩むところ。
ジャガイモって、英語でpotato 学名:Solanum tuberosum L.
ナス科なのです。ナスの仲間。
いつも食べているのは、ジャガイモの実ではなくて、地下の茎にデンプンが蓄えられたもの。
比較的保存がきく野菜だけれど、暗くても温度が高いと発芽するので、涼しいところでの保管したほうがいい。
また、ゆでると冷蔵庫で1~2週間は保存できるようなので、何かと役立ちそう。
冷凍したジャガイモを踏みつけることを繰り返して水分を抜き冷凍乾燥したジャガイモを「チューニョ」とよんで、ボリビアやペルーで利用されている。
アメリカでは、収穫後にクロロプロファムという薬剤を散布して発芽を押さえる方法をとっている。日本では除草剤として登録されている農薬で、発芽防止剤に使うことは許可されていない。
この薬剤は、アメリカ以外にもカナダ・オランダなど主要ジャガイモ生産国でフライドポテトやポテトチップスなどの加工用ジャガイモに普通に使われている薬品のようだが、人体への影響はないのだろうか?
そもそもジャガイモの原産国は、ペルーのチチカカ湖畔とされている。
これがインカ帝国の15世紀から16世紀にヨーロッパに伝えられたらしい。
日本には1598年にオランダ人によって持ち込まれたとされている。
豊富なデンプンをもつジャガイモから、ウオッカ、ジン、焼酎が造られる。サツマイモの焼酎よりくせがないらしいが、店頭で見たことはない。
サツマイモ焼酎はちょっとくせがあって、酒飲み自分でも飲めない。
さて、ジャガイモの実、あした勇気を出して食べてみようか・・・・
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