一人で簡単にできる骨盤矯正方法を解説!

からだの使い方
By: Jan Jablunka

 「骨盤が何か歪んでいるなあ」と自覚しても
 「整体やカイロ治療などを受けないと治せない!」
    と思っているかもしれません。

でも、骨盤の歪みでも、簡単に即効的に自分で治せる方法があります。

  

 本来ヒトのからだには、自分の歪みを治す方法が備わっています。

 今回は、その方法を説明します。    

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 からだの歪みを治す自然法則    

    からだの歪みを治す、 その自然の法則があります。
    その法則を知れば、いくらでも応用が利きます。
   
    テクニックだけの歪みの治し方では、応用が利かないし、
    すぐ忘れちゃうよね。
   
この方法は、「操体法」といいます。

そのやり方は、一言でいうと、
   

「気持ちよい動きをすることで歪みがとれる。」

        
 「え~気持ちよい動きで、歪みが取れるの?」
「うそでしょう!」と思うかもしれません。
   
    今まで常識だと、歪みがある場合
 やりにくい動きを一生懸命やっていたんじゃないかな。
   

 実は、やりにくい動き、痛い動き、不快な動きは
    からだを壊す方向に作用します。
   
さっそく、うそかほんとか、やってみましょう。

まず、立ってみましょう。

    立ったときに、からだで大きく3つの動きができます。
   
    1.左右からだのねじり
    2.左右からだの側屈
    3.前後屈
   
    この3つの動きで、骨盤の歪みを見つけて修正すれば、
    骨盤の歪みを自分で治すことができます。

 まず、骨盤の捻れの治し方です。    

 

 1.骨盤のねじれを治す方法    

 

■骨盤のねじれを見つける方法
   

   ・軽く足を開いて立って
   ・左右にそれぞれからだをゆっくりねじり
   ・ねじりやすい方、ねじりにくい方を覚えておいてください。
   (からだをねじるとき、ねじる方の片足に体重を乗せた方が
     ねじりやすいと思います。)

■骨盤のねじれを治す方法

・からだをねじりやすかった方向にだけ、
  ゆっくりと息を吐きながらねじってください。
  

  ・息を吸いながら、元に戻って
 

   ・もう1~2回、同じことを繰り返します。
    

からだのねじり     

この矯正が終わったら

最初にねじりにくかった方にからだをねじってみてください

どうですか?
 

「あれ! ねじりやすくなっている」
   
  と感じる人が多いと思いますが・・・
   
よくわからない場合は、もう1回、
ねじりやすかった方にねじる矯正方法をやってみてください。

左右の身体のねじりが同じような感じになっていれば、
骨盤の捻れが矯正されています。

2.骨盤の左右の歪みを治す方法

今度は、骨盤の左右の歪みの修整方法です。
   
    骨盤の左右のゆがみは、
    ・左右の肩の高さが違う
    ・顔が左右どちらかに曲がっている
    ・背骨が左右どちらかに曲がっている
     (ひどくなると側湾症などと診断されます。)
    というような現象がでます。
   
    それらの修正方法ですが、
   
    従来だと、
    肩の場合は、下がっている肩を一生懸命上げようとしますね。
    顔だと、曲がっている逆の方に、顔を戻そうとしますよね。
    背骨だと、曲がっている逆の方に、背骨を戻そうとしますよね。
   
 でも、からだの自然法則に沿ったやり方は違うんです。

■骨盤の左右の歪みを見つける方法

 ・足を軽く開いて立ちます。
 ・左右横方向ににそれぞれ、からだをゆっくり倒します。
    (その場合、からだを倒す方向と逆の足に体重を乗せると
     曲げやすいです。)
 ・左右の曲げやすい方を覚えておいてください。
 

■骨盤の左右の歪みを治す方法

 曲げやすかった方向にのみゆっくりと
  息を吐きながらからだを倒します。
 

 ・息を吸いながら、からだを戻します。
 

 ・少し休んで、また同じことを行います。
 

 ・合計2~3回行います。


左右側屈

 ・最初に倒しにくかった方向にからだを倒してみてください。

  どうですか?

  最初より、倒しやすくなっていませんか?

からだを左右に倒して、同じ感覚になっていれば、
骨盤の左右の歪みは矯正されています。

3.骨盤の前後の歪みを治す方法

今度は、骨盤の前後の歪みを治しましょう。

■骨盤の前後の歪みを見つける方法   

 からだを前屈させて、床にどのくらい手が着くか
  あるいは、床までどのくらい離れているか覚えておいてください。
   
  次に、からだを後屈させて、どのくらい後ろに曲がるか
  覚えておいてください。
   
  前後屈で、やりやすい方、やりにくい方があったと思います。
   
   従来ですと、やりにくい方を一生懸命行って
   柔軟性を増そうとしますが、
  実は、そのやり方はからだにとって効率が良くないのです。

前後屈 スライド
   

■骨盤の前後の歪みを治す方法   
       
    ◆前屈がやりやすかった場合
     ・息を吐きながら、ゆっくりと前屈します。
     ・息を吐きながら、ゆっくりと戻ります。
     ・この動作を、2~3回、ゆっくりと繰り返します。
   
     ・再び後屈をやってみてください。
      最初のときと比べて、動きはどうですか?
     
    ◆後屈がやりやすかった場合
     ・息を吐きながら、ゆっくりと後屈します。
     ・息を吐きながら、ゆっくりと戻ります。
     ・この動作を、2~3回、ゆっくりと繰り返します。
   
     ・再び前屈をやってみてください。
      最初のときと比べて、動きはどうですか?

   
 前後屈でも、やりやすい方を行うと、
やりにくい方がやりやすくなるんです。
   
前屈も後屈も同じような感じになれば、
骨盤の前後の歪みが矯正されています。

4.まとめ

骨盤の歪みは、

1.からだを左右にねじる

2.からだを左右に倒す

3.からだの前後屈する

ことで、見つけることができます。

自分で簡単に即効的に治す方法は、
それぞれの動きで、
「動かしやすかった方向にだけ、ゆっくりと数回動かす」

という方法で、自分で簡単に矯正できます。

からだの使い方
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