僕の働いている診療所には、
乳ガンの患者さんがとっても多い。
一般的には、手術、抗ガン剤、放射線の
3大療法を受けるのだけれど、
時々、3大療法をやらないで
経過がいい人がいる。
誰にでもあてはまるとは思わないけど、
参考にしてほしい。
1.病気の経過
69歳の主婦の方。
毎年、乳がん検診を受けていて
今年、直径3㎝ほどの乳ガンが見つかった。
(非浸潤性)
手術を勧められたけど、
手術することに抵抗があって断った。
他の治療方法を探して、
「ビタミンCの大量点滴治療」
というのがあるのを知った。
病院は、東京の市ヶ谷にある
「健康増進クリニック」
>>ここは、ガン治療で、患者さんの価値観や
人生観を尊重してくれて、他にもいろいろな
治療方法があるから、相談してみるといいでしょう。
週3回、ビタミンの大量点滴を始めた。
同時に、我々の診療所で勧める
「光・温熱療法」も、家庭用の治療器で
毎日行っていた。
1年後では、乳ガンの大きさは変わらなかった。
2年後より縮小してきて、
4年後の現在、半分以下になっている。
体調はすこぶるいい。
ビタミンCは、点滴が終わって、
現在は錠剤を飲んでいる。
クリスチャンのせいもあるのか、
ガンに対する不安は、全くないと言っていた。
2.ビタミンCの点滴がなぜガンにいいの?
ガン細胞って、
「ブドウ糖を集中的に取り込んで増殖する」
ということは、よく知られているよね。
実は、ビタミンCは、
そのブドウ糖と化学構造がよく似てるんだ。
ガン細胞は、ブドウ糖と間違えて、ビタミンCを取り込む。
ビタミンCは、高濃度になると、過酸化水素を放出する。
ガン細胞の中で、
間違って取り込まれたビタミンCから放出された
過酸化水素水によって、ガン細胞が破壊されるというわけです。
ビタミンCを飲んでは、効果がないのかというと、
口から摂ったのでは、すぐに尿から排出されて、
血中のビタミンC濃度が上がらない。
ガン細胞をたたくためには、高濃度のビタミンCを
点滴して、維持する必要があるんです。
また、ビタミンCを取り込ませるために、
ブドウ糖を減らす必要があるので、
ごはん・パン・麺類等の糖質制限も
同時に行う必要があると、
別のクリニックの先生が言っていました。
◎乳ガンの治療方法のひとつとして、
ビタミンC大量点滴という方法があるのを
参考にしてください。
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