帯状疱疹の痛みの軽減に、こんな方法があった!

帯状疱疹
最近では、小林麻央さんが帯状疱疹になった
とブログに載っていましたね。
さほど痛みはなかったようで幸いでした。

うちの診療所にも、帯状疱疹の患者さんが
けっこう来ますが、
やはり、高齢になってきて無理な仕事して
体力を落としていたとか、
あとは、抗がん剤で免疫力を落とした人ですね。

この帯状疱疹ですが、皮膚の発疹は
一般的に3週間ほどで治りますが、

問題なのは、神経痛が残ってしまった場合です。

帯状疱疹と診断されると
一般的には、
抗ウィルス剤を1週間ぐらい服用して、
あとは痛み止めを服用したり、
ステロイドの塗り薬を塗ったりして
治るのを待ちますが、

神経痛が残ってしまうと、

時間が経てば経つほど治りにくくなってしまいます。

私の臨床経験では、発症して1年経っても痛みが取れない場合、
治すは、難しいです。一生痛みが残ってしまう可能性があります。
多少の痛みの軽減はできると思いますが。

なので、発症してからの対応は
早ければ早いほどよいのですが、
困るのは、発症してからすぐに病院の治療を受けているのにもかかわらず、
痛みが取れない場合です。

他に何かできる治療がないかどうかということです。

そんな場合の痛みの改善に役立つ話です。

◆75歳の女性の帯状疱疹後の神経痛の改善の話です。

この方は、今年6~7月に、娘さんが出産(高齢出産)で帰ってきていて
その世話で、疲れがありました。
また、陶芸の仕事もしていて忙しく、
疲労が重なってピークに達していました。

秋口になり、右胸に痛みがでてきて、
肋間神経痛かと思っていたら、
数日後に発疹がでてきて
病院を受診したら、「帯状疱疹」の診断でした。

帯状疱疹は、体力や免疫力の低下で発症しますが、
この方は、まさしく、娘さんの出産のことや仕事での
疲れで体力や免疫力が低下して発症したと思います。

すぐに抗ウィルス剤を処方されました。
痛みは、右胸から右脇の下から右の背中にかけて
ぐるっとありました。
痛み止めのロキソニンとリリカも服用しましたが、
からだを曲げてしまうほど痛みが強く、
夜もよく眠れません。
発疹部もまだ治らず、下着にすれるととても痛かったので、
その方が行ったことは、

◆患部にワセリンを塗って、ラップを貼りました。

これは、傷の治療で行われる湿潤療法に習ったようです。
これで、下着にすれて痛むことは、減りました。

あと、温まると痛みが軽減することがわかり、

◆入浴で良く温まるようにしました。

帯状疱疹後神経痛は、帯状疱疹のウィルスで
神経が傷つけられて痛いので、
傷つけられた神経の回復には、
からだを温めて血行を良くしてあげることが大切です。

あと、この方は、呼吸法で痛みが軽くなるのを発見したそうで、

◆腹式呼吸で、息を長く吐いて痛みを軽減させました。

痛みがあると、呼吸が浅くなって、酸素の摂取が減ります。
酸素の摂取量が減ると、神経障害の回復が遅れます。

また、息を長く吐くと、からだの緊張が緩むので、
痛みでの緊張でからだが硬くなっていたのが、緩んで
血行が良くなります。
自律神経の副交感神経も刺激されますので、
痛みの感受性も下がるので、痛みが軽減すると思います。

痛みの呼吸でのコントロールで、一番有名なのは、
出産時の「ヒーヒーフーー」のラマーズ法がありますよね。

どうしても、痛いと呼吸を忘れて、からだが硬くなるので、
痛みの軽減には、呼吸でからだを緩めることが大切ですね。

以上のような対応で、この方は夜もだいぶ寝られるくらい
痛みが軽減しました。

◎まとめ

 帯状疱疹後の神経痛、痛み止めでも良くならない場合、

・患部にはワセリンとラップで、肌着に触れても痛まないようにする
・入浴等で、からだや患部を良く温める
・腹式呼吸で息を長く吐く

以上のことも試してみてください。

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