「会社の昼休みは2時間、有給休暇が8週間」
「麻薬の使用が合法」
「刑務所なのに、鉄格子もなく、出入り自由な一軒家に住む囚人」
「宿題もなく、週に20時間しか授業がなにのに、学力は世界トップクラス」
「給食はフルコース」
以上は、マイケルムーア監督の「世界侵略のススメ」のなかで紹介された
世界に実在する国のシステムで、
しかもうまく機能しています。
日本の現在のシステムが常識に思っている私にはショックの連続でした。
世界侵略というとぶっそうな戦争映画かと思ってしまいますが、
この映画では、アメリカが第2次世界大戦以降、
朝鮮戦争、ベトナム戦争、イラク戦争など
侵略政策が失敗しまくっているので、
侵略戦争以外で国を繁栄させ、
国民を幸せにする他国のすぐれたシステムを
侵略して(取材して)得ようとしたドキュメンタリー映画です。
前述のシステムの言葉だけ見ると
そんな緩いシステムでうまくいくのと思ってしまいますが、
裏には、どんな人間に対しても、その人格を尊重し、大切にし、
幸せになってもらいたいという考え方があります。
「多くの国民が笑顔になれ幸せになるシステム」が
その国の繁栄につながると思います。
現在の日本は、アメリカのシステム追従型で、
利潤や効率追求で、心や命よりお金が優先される社会です。
我々一人一人が、今までの常識を捨てて、
みんなが幸せに暮らせる社会のシステムを
作っていきましょう。
実際に実現している国やシステムはあるのですから。
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