レンジ料理、「軽く、ふんわりラップ」って、実はちゃんとした理由があります!

電子レンジを使って作る料理で、よく

「軽くラップしてください」とか、

「ラップをふんわりとかけて下さい」とか見聞きします。

ラップって、ピンと張ってぴっちりするものと思っていたので、軽く?ふんわり?って、何の意味があるの?

ふんわりとぴっちりで、チンすると何が違うのって疑問に思っていました。

でも最近、ふんわりラップの理由がわかり、とても納得しました。

ふんわりラップって、ちゃんとした理由があったんです。

あなたにも、このふんわりラップのがってんできる理由をお伝えしようと思います。

 

 

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ラップを軽く、ふんわりかける理由

たとえば、冷えたおかずを容器に入れてレンジで温める場合、

ぴっちりとラップをかけると、

おかずとラップの間の空間に

おかずから温められてでてきた大量の水蒸気、

ぴっちりラップをかけると空間が狭いので

逃げ場がありませんね。

 

大量の水蒸気でふくらんだラップが避けて破裂する可能性があります。

また、

 

水は100℃以上にはなりませんが、

水蒸気は100℃以上になるので、

ぴっちりしたラップの中では、
ラップの耐熱温度(140℃くらい)を超えてしまうこともあり、

ラップが溶ける可能性もあるわけです。

ラップが溶けて破裂のケースもあります。

 

 

ぴっちりラップをかけると、ラップが裂けなかったとしても、

加熱後が終わったあとに、冷えてくると、

急激に中の圧力が下がって、

ラップがぴたーっと食材にくっついてしまうことがあります。

 

私は、カレーを温めるときなんか、ぴっちり張ったラップが、

チンしたあとに、カレーにペターっとくっついて

ラップをはずすのに困ったことがよくありました。

以上の理由で、ラップを軽く、ふんわりかける必要があるということです。

 

ふんわりのかけることでのメリット

 

さらに、食材にふんわりラップをかけることでメリットがあります。

それは、ふんわりかけることでできたほどよい空間の中で、

水蒸気が対流して、食材が効率よく温められるということ。

とくにごはんなんか温めるときに、効果的ですよね。

今まで、そんなことは全く考えておらず、

ラップはいつでもぴっちりと思い込んでいましたが、

違ってたんですね。

 

 

ふんわりのかけ方の注意点

ラップをふんわり掛ける場合もいくつか注意点があります。

それは、ラップをふんわり乗せただけではダメだということ。

私も、よくそれをしていました。

先に説明したとおり、ふんわりラップをかけることでできる空間内の

水蒸気の対流が食材を効率よく温めるので、

ラップをふんわり掛けただけでは、脇の方から、水蒸気が逃げてしまします。

対流がおきません。

◎ラップをふんわりかけて、ラップの端はぴったり容器にくっつける。

これが大事です。

また、どっかに隙間や穴ができないようにも注意してください。

 

 

 

温めるときに、ラップをしない方がいい場合

 

レンジでの温めに、必ずラップが必要かというと、

ラップをしない方がいい場合があります。

それは食材の水分を飛ばしたい場合。

よく冷凍食品の裏書きに、注意書きがありますが、

「この食品はラップをかけずに温めてください」・・・・

うっかり読み忘れると、ラップをかけて食材がべちゃべちゃになることがあります。

ラップをしない方がいい食品、

昨日食べた、冷凍唐揚げ。

これはラップしないでレンジで温めて下さいと書いてました。

 

 

ラップをぴったりかけた方がいい場合

レンジで温めるときは、ふんわりラップをかけた方がいいですが

ぴったりかけた方がいい場合ももちろんあります。

それが、

◎食べ物を保存するときは、ラップをぴっちりかける。

 

食材を容器に入れて、ぴっちりラップをして大丈夫です。

さらに、食材を冷凍するときは、ラップを食材に密着させてまいて、
空気にできるだけ触れない様にした方が長持ちします。

肉や魚を冷凍するときは、トレイにラップで冷凍ではなくて、
面倒でもトレイから肉や魚を出して、ラップをぴったりと巻いて
冷凍した方が新鮮に保存できます。

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