糖化とは?予防する食べ方と調理方法を解説!

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最近、老化を促進する原因に、「糖化」ということが言われています。今まで、
体内の活性酸素で「酸化」が問題になっていましたが、この「糖化」も健康を維持するためには注意しないといけないです。

糖化を予防するために、まず、食べ物や食べ方に注意する必要がありますが、食材の
調理の仕方でも、糖化予防することができます。

糖化を予防する調理方法を実際に続けてみていますが、今までの調理方法よりとてもおおいしいし、糖化も予防できるとあれば、一石二鳥です。

ぜひ、このからだの糖化を予防する調理方法、試してみて下さい。

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1.糖化って?

まず糖化ってどういうこと?
って理解しないといけないです。

例えば、ホットケーキを作るときに、こんがりと焼けて褐色になっていくのも糖化です。

ホットケーキに含まれる「糖分」が、卵や牛乳などの「タンパク質」と結びついて変性したものです。

食べ物の場合の糖化は、こんがりといい香りがしておいしかったりしますが、
同じことが人間の体内で起きると、とんでもないことになってしまいます。

人間の場合、
皮膚では、しみ、しわ、くすみなどを引き起こし、
血管や骨や脳などにも影響して、
動脈硬化、骨粗鬆症、アルツハイマー病などにも関係してきます。

このように、糖化は「老化」と「病気」の大きな原因になります。

糖化は最終的には、AGEという有害物質を作ります。
これが、からだのあちこちにたまって悪さをします。

2.糖化を予防するには?

糖化を予防してAGEを増やさないためには、次のことを気をつけます。

(1)糖質を摂り過ぎない

要するに、「からだの中にあまった糖分が内のたんぱく質と反応しAGEになります」

なので、血糖値のコントロールがまず大切。
これは、あちこちで言われているので、詳しいことは省略です

(2)食べ方を変える

これも、あちこちで言われていますが、血糖値が急上昇しない食べ方をすることです。

① 炭水化物は控える
②野菜を先に食べる
③ ゆっくり・よくかんで食べる
④ レモン汁、酢など酸っぱいものをかけて食べる
⑤ 食事から就寝まで3時間以上あける
⑥ 朝食は抜かさない

(3)調理方法を変える

◎AGE形成を阻害する食材をつかう

ブルーベリー、ブロッコリー、トマトなどに含まれる、「ポリフェノールやイリドイドなど」の植物栄養素があると、AGEの形成を阻害することができます。

なので、これらの野菜や果物を使って調理すると、AGEを抑える料理を作ることができます。

◎低温で調理する

食材に熱を加えていくと、キツネ色から最後は黒くこげていきますよね。
実はこの褐色の部分にAGEが多く含まれています。

例えば同じ鶏肉料理でも、水炊きを1とすると、焼き鳥は6倍、唐揚げは10倍ものAGEを含むと言われています。

飲食物に含まれるAGEの一部は消化の途中で分解されますが、約7%は排泄されずに体内に溜まります。

高温で調理すると、このAGEを作りやすいので、
低温で調理することが、AGEを増やさない、体内への取り込みを減らすことに有効です。

でも、肉を焼いたり、野菜を炒めたりって、高温を使わないとできないのでは?
と思っているかもしれません。

炒め物なんか、プロのわざを見ると、火力が強い高温で炒めているイメージがありますが、
あれは、火は確かに大きいですが、高熱が直接食材に当たっているわけではありません。

たとえば、肉野菜炒め。
弱火で低温調理した方が、実はおいしくできるんです。

これは、実際に試して、その後もずっと続けています。
詳しくは、次の記事に詳しくまとめていますので、読んでみてください。

この低温調理法、山本式弱火調理法というのがあって、本もでていますので参考にしてみてください。

ラクなのに美味しい 驚異の弱火調理法

低温調理法、おいしくできて、AGEも減らせて、健康にいいとなれば、
試さなきゃ損ですね。

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