レディーガガさんの線維筋痛症とは、原因は治療方法は!

出典:http://www.huffingtonpost.jp/2017/09/08/lady-gaga_a_23202416/

レディーガガさんが、活動休止。その理由が線維筋痛症と聞いて驚きました。
私は、彼女のファッション、音楽性のみでなく、その生き方に大変刺激を受けていますので、尊敬している人物のひとりです。

レディガガさんは、以前PTSDも告白されていますが、今回さらに「線維筋痛症」も患っていたとのことで、二重の驚きです。

「線維筋痛症」、普段聞き慣れない病名ですが、私は仕事柄、長年自然療法の指導と治療をしているので、時々「線維筋痛症」で受診する患者さんにお目にかかることがあります。
その病気の壮絶さは、想像をこえていました。

☆線維筋痛症とは?

線維筋痛症って、簡単に言うと、慢性的な全身の痛みが永遠と続いている。
状態によっては耐えがたい激痛、動くこともままならず、
しかし、CTやMRI等の画像検査でも異常はなく、血液検査でも異常がない。

痛みについては、一応リウマチ学会の基準で、
「全身に18箇所の圧痛点があり、4kgの力で押し11箇所以上痛く、また広範囲の痛みが3ヶ月続いていること」という診断基準がありますが、そんな形式的なことで診断
されても・・

やっかいなのは、痛みの原因がまったくわからないこと。

従って、根本的な治療方法もない。

何の異常も無いのに、四六時中全身の痛みがあって、何年も寝たきりの患者さんの
話を聞いたことがあります。

痛みで何もできない、治療方法もない、でも生きていかなくてはならない。

こんな地獄のような仕打ちは、どうしておこってしまうのでしょうか。
ありきたりですが、神も仏もないのかって思ってしまします。

慢性的な痛みにさいなまれながらも、レディガガさんがあのパフォーマンスを続けてこられたのは、世界中の人々に届けたいメッセージ、深い使命感、思いがあるのでしょう。

☆線維筋痛症の原因を考えてみる

線維筋痛症で、痛むところをいくら調べても、そこには全く異常がないわけです。

じゃーどうして痛いの?って疑問に感じますよね。

痛みって、ケガとかヤケドとかすれば痛いのはわかりますが、実は、ケガやヤケドが痛い訳でなく、痛みを感じているのは、「脳」なんです。

痛みを感じない病気の少年。時々、テレビのびっくり人間みたいので紹介されていますよね。痛みがないから、ケガしても骨折してもわからないからしょっちゅうケガや骨折をくりかえしていて、からだに致命的になっても気がつかないので、痛みを感じないという
病気もたいへん困った病気です。この病気は脳の感覚異常なんでしょうね。

ケガやヤケドなどの痛みは、からだを守るために必要な感覚です。

でも、線維筋痛症のように、何の異常もないのに感じてしまう痛み
これは、からだに必要ではないわけなのに、どうして痛いと感じてしまうのでしょうか?

最近、「長引く腰痛は、ストレスが原因」というようなことを、テレビ番組で時々放送されています。痛みが心因性のことが関係しているということです。

つまり脳が架空の痛みを作り出しているということです。

線維筋痛症の痛みも、検査では何の異常もないわけなので、脳が架空の痛みを作っているということが十分に考えられます。

☆脳はなぜ痛みを作り出すのか?

痛みって、たとえば腰痛だったら、腰に異常があってそこからの信号で
脳が「痛い」って感じているわけだけど、

脳って、とんでもないことをすることがあります。

それは、不安や心配や恐怖などのストレスが長引いてつらくなってくると、
何と脳は、そのつらさから気をそらせるために、そのつらさ以上の「痛み」を
からだに作ってしまうことがある。

痛みの方に神経が向かえば、ストレスのつらさから逃れられると判断するんでしょうね

でも今度は、その架空の痛みの方がつらくなって、
その痛みのストレスも重なり、
さらに脳は、新たな痛みを作り出し、
痛みがループする。

かくて全身に架空の痛みが広がってしまう。

線維筋痛症の痛みのメカニズムは、そういうことではないのでしょうか。

レディーガガさんは、19歳のときのレイプ事件によるPTSDを告白されていますが、
そのレイプ事件が、脳に強烈なストレスを及ぼし、脳はその強烈なストレスから
逃れたいために、全身に痛みを作り、線維筋痛症を発病させたのではないでしょうか。

☆線維筋痛症の痛みを緩和させるには

線維筋痛症の痛みは、通常の痛みと違うので痛み止めはほとんど効きません。

なので、脳をコントロールする安定剤や抗うつ剤などが処方されますが、
効果的な薬はまだありません。

線維筋痛症の痛みを緩和させるのには、どうしたらいいのでしょうか。

まずは、

痛む所から脳にいく信号を減らさないといけません、
平行して、脳に強烈なストレスになっているものを癒やしてあげないといけません。

理屈ではそうでしょうが、一筋縄ではいきません。
実際に線維筋痛症の患者さんの治療で体験しています。

私達が行っている自然療法は、基本的はからだを温める治療です。
慢性的な痛みで血行が悪くなっているのを改善して痛みを緩和し、
温めて気持ちよい治療で、脳のストレスを緩和するように働きます。

症状によっては、痛みの緩和に何年もかかっている人もいますが、
まったく痛みを緩和できないわけではありません。

レディーガガさんは、痛みの緩和治療と、PTSDの緩和・克服が必要だと思います。
しばらく休養されて、治療に専念されて、
また元気に復活してほしいと思っています。

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