親知らず抜歯後、還暦間近のおじさんでも痛くなかった!親知らずは抜くべきか?

歯周病治療

私、還暦間近のおじさんは、
めでたいことに?上下左右に4本親知らずがあります。

長年大事に?してきたのですが、
このたび抜歯することになりました。

 

親知らずの抜歯は、
「すごく時間がかかってつらい」とか
「すごく痛い」とか
不安要素が強いし、特に支障もなく、抜くのもめんどうなので
長年そのままにして、歳を重ねてしまいました。

 

このたび理由があって抜くことになったのですが、
結論から言うと

 

「若いときにさっさと抜いておけば良かった!」

と、とっても後悔しています。

親知らずがある方は、是非、是非参考にしてくださいね。

その理由です。

 

1.親知らずを抜くときの状況

左上奥の親知らずを抜くことになりました。
理由があって、隣の奥歯も一緒に抜きます。

麻酔の注射ですが、針を刺すときに「チクッ」と痛いと思っていましたが、
思ったほど痛くなくて、何カ所か注射したようですが、
それもはっきりわからない程度の痛さでした。

 

さて、いよいよ抜歯です。

 

奥歯はすーっと簡単に抜けたようです。

 

麻酔が効いているし、抜くのに抵抗がなかったので、
いつ抜いたかもわからないくらいでした。

 

いよいよ親知らずです。

 

すーっと抜けた奥歯のようにはいきません。

 

がっちり埋まっているようでした。
その理由は、歯の根の形にあったことが、あとでわかります。

 

ぎゅーぎゅー、ひっぱったり、ねじったりしているようでしたが、
麻酔が効いているので、全く痛くはありませんでした。

 

「やっぱり親知らずって抜くのがたいへんなのかな~」
って思い始めたのが、体感的には5分後くらいでしょうか・・
痛くはありません。

 

その数分後、
「もう少しで抜けますよ!」

 

「・・」
何も音はしないし、痛みもなかったのですが、
長年大事にしていた?親知らずが抜けたようです。

 

出血はしているようで、
すぐに丸めたガーゼを抜歯あとに噛まされました。

 

少々時間はかかりましたが、
思ったほどたいへんではなく、親知らずを抜いてもらうことができました。

 

問題は、麻酔が切れてからです。

 

2.親知らずの形

普通の奥歯はこんな形ですが、

私の親知らずは、歯に根っこ広がったようなへんな形をしていました。

みんなの親知らずがそういう形ではないようですが、
その形のために抜歯に時間がかかったようでした。

 

3.親知らず抜歯後の注意で言われたこと

 

「抜歯は小手術です。術後の注意を守って下さい」って言われました。

 

「噛んでいるガーゼは、30分後に取り出してください。
まだ出血しているときは、新しいガーゼをかみ直してください」

「過度のうがいをしないでください。出血の原因になります。」

「抜歯したところを指や舌でさわらないでください。」

「麻酔が醒めるまでは飲食はしないでください。」

「刺激があるもの、硬いもの、熱いものは避けてください。」

「今日は過度な運動、飲酒、入浴は避けて下さい。出血や痛みの原因になります。」

「歯磨きは、抜歯したところに触れないようにしてください。」

 

っていろいろ言われましたが、麻酔のせいか、抜歯されたせいか
ほとんで上の空で聞いていました。

 

 

4.麻酔が切れてきて・・

 

30分間はガーゼを取らないでと言われていたので、
歯を噛みしめたまま、思うようにしゃべれません。

 

麻酔が切れてきているのでしょうが、
痛みはありませんでした。
抜歯したあとの「ジワーっとした感じ」はありました。

 

あと、出血と唾液がガーゼにしみこんで、
ガーゼがぬるぬるしていました。

 

30分くらい過ぎて、ガーゼをおそるおそる取ってみたところ、
汚い血がしみこんで、ぬるぬるして汚くなっていました。

 

新しいガーゼを丸めたものを再び噛みました。
その後、時間が経っても抜歯後の痛みはありませんでした。

 

ただ、すごい脱力感と疲れ。

 

奥の歯を抜いたことで、たぶんからだのバランスが崩れたと思うんですが、
そのバランスを調整回復するために、
からだがものすごくエネルギーを使っているのでは・・
と分析しました。

抜歯後、結局痛みは出ず、おじさんの場合は、
痛み止めを処方されていましたが、使わずに済みました。

 

職場の若い女の子に親知らずを抜いたときの話を聞きましたが、
彼女は痛みが半端なくてたいへんだったということでした。

 

5.抜歯が必要となった訳

 

親知らずとその隣の奥歯を抜くはめになった訳は、

実は歯周病が進んで、親知らずの隣の奥歯はほとんど抜けている状態になっていました。

 

ほおっておいてもいずれ抜けるようでしたが、
抜かないと歯周病菌の巣になっているので、
他の歯への影響を言われて、抜くことになったのでした。

 

それで、歯周病が進んだ原因が、今回抜いた親知らず。

 

親知らずがあるために、隣の奥歯との間に食べかすがたまりやすく、
そのために歯周病が進んだのでした。

 

「そういうなることを、歯医者で早く指摘くれて、

 親知らずの抜歯を勧めて欲しかった!!!」

 

痛かろうと痛くなかろうと親知らずを若い頃に抜いておけば、
歯周病も進まず、大事な奥歯を抜くこともなかったわけです。

 

◎まとめ

 

親知らずの抜歯は、
人によってたいへんなこともあったり、そうでない場合もありますが、
放置しておくと、食べかすがたまって虫歯になったり、歯周病になったり、
他の健康な歯にも影響して、おじさんのように抜歯するはめになるので、
早めに抜いた方がいいです。

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