歯周病の歯周ポケット8mmの重症が、短期間で改善した方法とは!

歯周病って、何と日本人の成人の8割が感染していると言われているだけど、
日頃、歯周病に感染している認識はあまりないんじゃないかな。

気づいたときにはかなり進行していて、歯を抜くしかないと言われ、
ショックを受けている人も少なくないと思います。

歯周病の進行具合の判断は、歯茎の腫れや出血、歯のぐらつきなどでもわかるけれど、
「歯周ポケット」という、歯茎と歯の境目の深さで数値で判断できます。

一般的には、歯周ポケットが8mmを超えた歯を救うことは難しいです。

ところが、私の知人(女性)ですが、(当年50歳)初めて歯周ポケットの深さを検査したら、4mmの軽度歯周病の歯がたくさんあり、1カ所はすでに8mmの重症の歯がありました。

ふつうなら、8mmの歯は、抜けるのを覚悟しないといけません。

でも、何と短期間に改善したのです。その方法とは!

その前に歯周ポケットの説明です。

歯周ポケットとは、歯と歯茎のすきまですが、歯周病が進行すると深くなっていきます。

歯周病の認識がなくても、手遅れになる前に、
是非一度、「歯周ポケット」の深さを測ってもらうといいと思います。

出典:渡辺久著;「歯周病」

歯周ポケットが4~5mm位だったら、まだ何とか改善できます。
8mmを超えてたら、もう重症の歯周病で、歯が抜ける危険性が相当高いです。

でも、この女性は、短期間で歯周ポケットが改善しました。

1.歯周病が短期間で改善した実際のデータ

次が実際のデータです。

初診時から、1カ月ではまだ改善がなかったです。
逆に、歯周ポケットが深くなっているところがありました。

初診時から2カ月半後、
何と、4mmの歯周ポケットがほとんど3mmに改善しています。
さらに、8mmの重症の歯周ポケットが4mmに改善しています。

(歯周ポケット9mmのものは、歯周病ではなく、虫歯で歯根が割れていたので抜歯
歯周ポケット4mmが6mmになっているのは、歯周病とは別の原因らしい)

2.重症の歯周病を改善させた方法とは?

重症の歯周病の改善には、技術のある歯医者の治療が必要です。

技術があるとは?

歯周病は、やはり歯垢と歯石を取ってもらうことが基本ですが、
重症になっている場合は、見えるところの歯石・歯垢取りだけでは改善はできません。

では、どうしたらいいということですが・・・・

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①歯茎の中の歯垢・歯石を取ることが必要

歯茎の中まで?

ふつうの歯医者では、そこまではやらないんです。

なぜかって言うと、

麻酔をかけて、ガリガリと歯石を削るので、
かなり手間がかかり、技術も力も必要なんです。

まず、歯茎の中まで歯垢と歯石を取ってくれる歯医者を探さないと重症の歯周病は良くなりません。

歯茎の中まできれいにしないと、歯茎の中でずっと炎症を繰り返しているので、歯周病がよくならないんです。

歯茎の中の歯垢・歯石は、自分では絶対とることはできないので、
技術のある歯医者の治療が必要です。

全国の歯周病の認定医・専門医のリストがあるので、まずそこからあたってみてください。

麻酔をかけて、次のようなルートプレーニングという、歯石・歯垢取りをしてもらいます。

出典:渡辺久著:「歯周病」

この女性は、これを6回にわけてやってもらいました。

技術のある歯医者の治療はもちろんですが、
次に、本人の努力が必要です。

②正しい歯磨き

歯周病の改善には、とにかく「プラークコントロール」

つまり、歯周病菌によって作られているプラーク、歯くそのようなものを
とにかく取り除かなくてはなりません。

そのためには、本人の歯磨き。

それも正しい方法で歯を磨くこと。
歯と歯茎の境をしっかり、ていねいに磨くこと。

従って、時間もしっかりかけないといけません。
1日トータル30分間以上は、歯磨きの時間をとるように指導をされ、
本人は実行していました。

重症の歯がもっとあった場合は、さらに歯磨き時間を多くとる必要があります。
私は、重症なので1日1時間って言われました。

歯磨き粉をつけていたら、すぐ泡だってこんな長時間は磨けないので、
歯磨き粉は基本的にはいらないと言われました。
だから、水で歯ブラシを濡らしただけで、歯磨きをしていました。

ひたすら正しい歯磨き(ブラッシング)で、歯垢を掻き落とすこと。

③歯間ブラシを使う

正しい歯磨き(ブラッシング)は、大切ですが、
歯磨きだけでは、歯垢は半分くらいしか歯垢はとれないそうです。

そこで、歯間ブラシを使います。

歯間ブラシの使い方

A.歯間ブラシは歯と歯の間の根本にゆっくりまっすぐ差し込みます。

場所によって、すきまの大きさが違い、
すきまの大きさによって、歯間ブラシのサイズを使い分けます。
適切なサイズは、歯科で見てもらった方がいいでしょう。

B.歯間ブラシを動かす方向は、水平です。

歯と歯の間に歯間ブラシを差し込んで、前後に動かします。

C.さらに、左右斜め方向からもそれぞれ前後に動かし、
歯と歯の境目をまんべんなく磨きます。

D.歯間ブラシは、次のようなところも念入りに使って、
歯垢を落とすようにした方がいいです。

※歯肉が炎症を起こしていると、歯間ブラシを使ったときに出血しますが、
止めないで歯間ブラシを続けていると、炎症が治まって出血しなくなります。

◎まとめ

以上、3つのことを、この女性はしっかりやったことで、2カ月半という短期間で、
軽度歯周病部は正常になり、重症の歯周病部も軽度歯周病に改善しました。

歯周病は、歯を失う怖い病気です。
歯周ポケットの検査をしたことがない人は、すぐにしてもらってください。

軽症であれば、歯磨きと目に見えるところの歯垢・歯石の除去で治ります。

歯周病が重症でも、
麻酔をかけての歯垢・歯石取りと、
長時間のブラッシング、
歯間ブラシで
改善します。

みなさん、ほんとに歯を大切にしてくださいね。

重度歯周病については、次の記事も参考にしてください。

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