もうすぐ還暦のおじさんです。
10年来、定期的に歯医者に通っていたのにもかかわらず、
歯磨きもちゃんと?していたのにもかかわらず、
このたび歯周病が進行していて、めでたくなく、7本も抜歯することになりました。
唖然として、歯医者でいろいろゴネましたが、今はあきらめの境地。
この記事を読まれている読者様には、こんなことになってほしくないので
私の実体験から、歯周病にならない、または歯周病でも進行を抑えて
歯を抜かなくても済むようにアドバイスしたいので、絶対役立ててください。
中高齢者の歯を一本でも守りたいと思っているので。
目次
☆歯周病とは!
歯周病って、立派な感染症なんです。
知ってました?
だから親子、夫婦、パートナーとの接触で感染します。
歯周病菌がいなければ歯周病にはなりませんが、
日本人の場合、実に成人の8割以上が歯周病に感染していると言われてます。
天涯、誰とも接触しない人は感染しないかもしれませんが、
そんな人は、まれだと思いますので・・
皆さんほぼ感染していて、歯周病菌はもっていると思った方がいいでしょう。
歯周病は初期には症状がないので、歯周病に感染しているとはつゆ知らず、
症状がでてきたときには、かなり進行していて、手遅れ!
歯を抜かなくてはならなくなります。
また私のように、定期的に歯医者に通っていたのにもかかわらず、
歯周病が進行して、抜歯しなければならないという悲劇もあります。
皆様にはそうならないように切に願います。
☆歯周病を熱心に治療してくれる歯医者は一握り
まず、歯周病を正しく説明してくれて、熱心に治療してくれる歯医者は、
日本の場合、ほんの一握りということを理解しておいてください。
日本の歯医者は、歯周病の進行予防のような予防歯科の分野にはうとくて、
悪くなったら治療しましょうという考え。
「歯周病で進行して歯が無くなったら、
入れ歯やインプラントを入れればいいでしょう。」
という考えなので、全く患者のことを考えていない歯医者が多い
ということを理解しておいてください。
これは日本の健康保険制度が、病気の予防には保険適応がないというのも、
大きな原因だと思います。
なので、自分でできるだけ歯を守るしかありません。
私が歯周病を進行させてしまったことで、後悔していることを書きますので、
是非参考にして、歯を失わないようにしてください。
☆歯周病にならないまたは、進行を抑えるには!
要するに、
歯周病に感染していても、歯周病菌が活発にならない口内環境にすればいいわけで、
そ
のためには、歯周病菌のえさとなる食べかすをきれいにしておくことにつきます。
私は、その点甘いところがあり、後悔しています。
(1)ブラッシングの間違い
歯はそれなりに磨いていましたが、ブラッシングの仕方が間違ってました。
歯と歯茎の境目をほとんど意識して磨いていませんでした。
歯と歯茎の境目は、食べかすが残って炎症を起こしやすいので、
そこを歯茎を傷つけないように意識して
歯と歯茎の間もブラッシングするべきだった!
◎正しいブラッシング方法
(2)歯間を磨いていなかった
普通のブラッシングのみでは、歯と歯の間まではきれいにできません。
歯間も食べかすがたまって歯周病菌のえさになります。
糸ようじや歯間ブラシを使って
歯間もきれいにしておくべきだった!
(3)親知らずを抜いておくべきだった
私が今回歯周病が一番ひどかったのは、親知らずの隣の奥歯でした。
親知らずと奥歯の間はブラシが入らないなの、食べかすがたまり
歯周病菌の巣になっていたようでした。
親知らずの生え方によっては、抜かなくてもよい場合がありますが、
奥歯に重なるように、変な生え方をしているとそこに食べかすがたまります。
そこはよく歯磨きできないので、歯周病菌の巣になり、歯周病が進行します。
親知らずを抜いておくべきだった!
(4)八重歯を抜いておくべきだった
八重歯も隣との歯の間がよくブラッシングできないので、食べかすがたまります。
歯周病菌の巣になり、歯周病が進行します。
私は、八重歯と隣の歯の間から、よく出血していました。
八重歯を抜いておくべきだった!
(5)歯周病をよく勉強して、いい歯医者にかかるべきだった
定期的に歯医者に通ってるし、歯磨きもしているから大丈夫と
歯周病を甘く見ていました。
歯周病を正しく理解して、正しい治療をしてくれる歯医者にかかるべきでした。
次の記事も参考にしてください。
→歯周病を治すために!正しい治療方法とそれができる歯医者の選び方
☆まとめ
歯周病にならない、進行を抑えるには、
・まず、親知らず・八重歯や歯並び、かみ合わせなどを治して、
食べかすがたまりにくい口内環境にすることです。
・日々正しいブラッシングに、糸ようじや歯間ブラシも使って、食べかすを
きれいにこすり落とすこと。
・歯周病治療に熱心な歯医者を探して、
定期的に歯周ポケットのチェックをしてもらい、
歯周病の感染や進行を監視する。
歯石・歯垢を定期的にクリーニングしてもらう。
歯周病が進行している場合は、歯茎の中まで歯石・歯垢のクリーニングを
してもらう。
以上のことをきちんと実行すれば、高齢になっても歯を失わなくて済みますよ。
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