長年の診察の経験から得た、相手に好印象を与える話し方!

私は今でこそ、患者さんの診察や治療で色々な人とよく話をしたり、講演会で大勢の前で話したり、と話をすることが多い仕事をしています。

しかし、もともとは人と話をすることは苦手で、嫌いで、めんどうで、
それは今でも基本的にはあり、プライベートではあまりしゃべりませんが、
必要なときはどんな相手でも、話をすることができるようになりました。

なぜかっていうと、
仕事柄、政治家や社長、教授、主婦、サラリーマン、年金生活者、引きこもりなどなど多彩な職種、いろいろなタイプの人と話をして、場数を踏んで慣れたということもありますが、

長年の経験で自然と身についた、相手との信頼関係が作れる話し方、好印象を与える話し方をするようになって、話すことが苦痛ではなくなったことがあります。

相手に好印象を与える話し方は、人間関係をスムーズにし、自分も相手も気持が良いものなので、社会生活を楽しくするための基本だと思います。

相手に好印象を与えるポイントがいくつかありますので、参考にしてください。

1.話し方

まず、ごく当たり前のことなのですが。

あちこちの病院を回って、私たちの診療所を訪れる患者さんに良く言われるのは、
「ここは、自分の方を見て、ちゃんと話をしてくれる。うれしいですね。」

いままでかかった病院は、
「パソコンしのデータや画像ばっかり見て、自分の方を見てしゃべってくれない。」
「話が一方的なんです。」

特に、大学病院や大きな病院を受診すると、 そういう医師が少なくないようです。

まず、人を話をするときの基本は、
「相手の目を見て話すこと。」
ですね。

また、話すときは、耳が遠い患者さんが時々いることもありますが、
次のことを心がけています。

「少しトーンと音量をあげて、ハッキリ話す。」

アメリカのコミュニケーション学者のメラビンによると
話の好印象は、
話の内容7%
話し方 38%
ボディーランゲージ 55%

と、驚くことに97%は話の内容以外のことだということです。

具体的に言うと、
好印象を与える話し方のポイントその1は、

聞きやすい声・スピード・ボリューム・テンポ・トーン

 服装などの外見・視線・表情・身振り手振り

あと、私の場合、相手の年齢と性別とか、相手の話し方とかに合わせて
話し方を変えています。

特に話しのスピードやテンポは、相手にできるだけ合わせるようにしています。

そうすると、共感を得られやすい状態になるはずです。

2.話の内容

(1)よく話を聞いてあげる

普通の病院だと、3分診療で、ろくに話を聞いてもらえなかったりします。
患者さんにとっては、話したいことがいっぱいあるのに聞いてもらえないのは
とっても不満です。

私たちの診療所では、とくかく相手の話を十分に聞いてあげます。

「話を聞いてもらえただけで、からだの方も何かすっきりしました」

ということがよくあります。

「あそこの先生は、よく話を聞いてくれる。」

それだけで、相手に好印象を与えることになります。

しかも、相手の話をよく聞くことは、

相手の情報がわかります。
相手がどんな人間がわかります。
新しい知識が得られます。

日頃の他人との話す場合も、
よく相手の話を聞いてあげることが好印象を与えることになります。

アメリカのウエスレヤン大学の実験でも、
「相手に多く話させる時間が長ければ長いほど、
相手は聞き役を好きになる。
という結果がでています。」

(2)相手の話を否定しない

家内とけんかになるのは、
たいてい相手の考えややり方をあたまから否定したときです。
人格まで否定されたようで、
たいへん不快感を感じます。

患者さんに対しても、

たとえば、糖尿病で「食事療法や運動療法をしていないんです。」
といわれた場合、「だめじゃないですか、糖尿病の基本じゃないですか」
などと最初から否定してしまうと、相手との信頼関係が気づきにくく
好印象を与えることはできません。

おかしいと思っても、
まず相手の話を認めてあげることが大切だと思います。

いったん認めた上で、

「どういう理由でそういう考えや行動なのでしょうかね。
こういう方法もありますよ。」

と言ってあげると、否定したことにならず、
逆に好印象を与えることにつながります。

話の内容では、

よく相手の話を聞いてあげること、
相手の話を否定しないこと。

が好印象を与えるポイントになると思います。

以上、私が相手と話をするときに、
相手を信頼関係を築いて、
好印象を与えられる
と思っていることです。
参考になれば幸いです。

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