この本を読むとものすごく行動を起こしたくなります。
からだがむずむずしてきます。
その本とは、
吉田勝治著「洞窟ばか」です。
吉田勝治さんて、最近まで全く知らなかったんですが、
「情熱大陸」で「吉田勝治」って言う人が放送されるって聞いて、
調べたら「洞窟ばか」って本を書いていたんで、
さっそく読んでみました。
表紙の裏の写真には、
著者の工事現場のおっちゃんのような吉田さんの写真。
引用:情熱大陸
その次のページから
何ですかこの写真は・・・
思わず息が止まる、この世のものとは思われない美しい洞窟、
出典:http://karapaia.com/archives/52078765.html
あの世に行った時に見させられるようなな景色の洞窟、
東京タワーがすっぽり入ってしまうほどの巨大洞窟、
地上の自然の写真とは次元を全く異にした写真の数々に
度肝をぬかれました。
地球にこんな景色があるんですね。
この吉田さん。
幼稚園のころから問題児で
けんかやいじめ、うんち、おしっこもらしの毎日、
小学校でもけんか、いじめ、いたずらの毎日、
中学からは警察にもしょっちゅうお世話になっていたそうな。
親はたいへんだったと思います。
エネルギーに満ちあふれ
何か満たされないものが、悪い形で発散されていたんだと思います。
高校を中退。
職を転々とするも、
その後の工事現場の仕事でお金を稼ぐのが楽しくなったけど、
ふと、お金を稼ぐだけの人生でいいのか?
と目覚めてしまい、
まず山岳会に入って山登り、それもいきなり冬山、
5年間続けるも、心は満たされず。
その後、アウトドア誌で見つけた洞窟探検サークルで
洞窟の魅力に「これだ~~~」とはまって以来、
20年、未知の洞窟にいどみ続けている人なのです。
登山もたいへんだと思いますが、
未知の洞窟って、山と違って全く先が読めません。
何がでてくるか、不安と期待、はらはらドキドキはたまらないのでしょうね。
未知の洞窟探検の様子を読んでみると
常に命がけの超緊張状態のなか、
新しい洞窟を見つけた時の、魂を揺すぶられる感動に
生きてて良かったって感じるんでしょう。
吉田さんの言葉からの引用です。
人間なんていつ死ぬかわからない。
今日は元気でも、もしかしたら明日死ぬかもしれない。
だったら今一番したいこと、今しかできないことをするべきなんじゃないだろうか。やりたことが決まったら自分のケツを自分でたたきまくり、
何がなんでも前へ前へと進んでゆく。いい人生を送りたいと思ったら、
金儲けになるとか、有名になるとかは一切関係ない。「自分がやりたいか、やりたくないか。」
そしてやりたいと思ったら、
「やるか、やらないか。」
未踏の洞窟を探検することで、
興奮やドキドキワクワクを常に味わい、
やりたいことをとにかくやり続けることで、
充実した人生を味わっている人です。
吉田さんのような、ハードな行動でなくてもいいと思いますが、
自分が心の底から、魂が揺さぶられる、
ドキドキワクワクを感じられるもの、
それを続けられたら、人生最高です。
何が自分を揺さぶるか、
これは色々やってみないとわかりません。
誰でも自分の好きなことはあると思います。
その関係で色々やってみることですね。
私は、人間の未知なるところにたいへん興味があるので、
人間に関して不思議なことを追求しています。
吉田さんの洞窟探検は、リアルに生死が紙一重ですが、
その緊張感のなかドキドキワクワクで、
充実した人生を送っています。
この本を読んで、行動力や情熱の大切さを突き動かされ、
もっともっと自分の人生を楽しんで、
充実したものにしていきたいと思わされました。
でも・・思っただけではダメですね。行動しないと。
あなたも、吉田さんの「洞窟ばか」
是非読んでみてください。
きっと何か、突き動かされるものを感じるはずです。
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