吉田勝治の「洞窟ばか」を読んだ感想!

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この本を読むとものすごく行動を起こしたくなります。
からだがむずむずしてきます。

その本とは、

吉田勝治著「洞窟ばか」です。

吉田勝治さんて、最近まで全く知らなかったんですが、

「情熱大陸」で「吉田勝治」って言う人が放送されるって聞いて、
調べたら「洞窟ばか」って本を書いていたんで、
さっそく読んでみました。

表紙の裏の写真には、
著者の工事現場のおっちゃんのような吉田さんの写真。

引用:情熱大陸

その次のページから

何ですかこの写真は・・・

思わず息が止まる、この世のものとは思われない美しい洞窟、

3

出典:http://karapaia.com/archives/52078765.html

あの世に行った時に見させられるようなな景色の洞窟、

東京タワーがすっぽり入ってしまうほどの巨大洞窟、

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出典:http://karapaia.com/archives/51426627.html

地上の自然の写真とは次元を全く異にした写真の数々に
度肝をぬかれました。
地球にこんな景色があるんですね。

この吉田さん。

幼稚園のころから問題児で
けんかやいじめ、うんち、おしっこもらしの毎日、
小学校でもけんか、いじめ、いたずらの毎日、
中学からは警察にもしょっちゅうお世話になっていたそうな。

親はたいへんだったと思います。

エネルギーに満ちあふれ
何か満たされないものが、悪い形で発散されていたんだと思います。

高校を中退。
職を転々とするも、
その後の工事現場の仕事でお金を稼ぐのが楽しくなったけど、

ふと、お金を稼ぐだけの人生でいいのか?
と目覚めてしまい、

まず山岳会に入って山登り、それもいきなり冬山、
5年間続けるも、心は満たされず。

その後、アウトドア誌で見つけた洞窟探検サークルで
洞窟の魅力に「これだ~~~」とはまって以来、
20年、未知の洞窟にいどみ続けている人なのです。

登山もたいへんだと思いますが、
未知の洞窟って、山と違って全く先が読めません。
何がでてくるか、不安と期待、はらはらドキドキはたまらないのでしょうね。

未知の洞窟探検の様子を読んでみると
常に命がけの超緊張状態のなか、
新しい洞窟を見つけた時の、魂を揺すぶられる感動に
生きてて良かったって感じるんでしょう。

吉田さんの言葉からの引用です。

人間なんていつ死ぬかわからない。
今日は元気でも、

もしかしたら明日死ぬかもしれない。
だったら今一番したいこと、今しかできないことをするべきなんじゃないだろうか。

やりたことが決まったら自分のケツを自分でたたきまくり、
何がなんでも前へ前へと進んでゆく。

いい人生を送りたいと思ったら、
金儲けになるとか、有名になるとかは一切関係ない。

「自分がやりたいか、やりたくないか。」

そしてやりたいと思ったら、

「やるか、やらないか。」

未踏の洞窟を探検することで、
興奮やドキドキワクワクを常に味わい、

やりたいことをとにかくやり続けることで、
充実した人生を味わっている人です。

吉田さんのような、ハードな行動でなくてもいいと思いますが、

自分が心の底から、魂が揺さぶられる、
ドキドキワクワクを感じられるもの、
それを続けられたら、人生最高です。

何が自分を揺さぶるか、
これは色々やってみないとわかりません。

誰でも自分の好きなことはあると思います。
その関係で色々やってみることですね。

私は、人間の未知なるところにたいへん興味があるので、
人間に関して不思議なことを追求しています。

吉田さんの洞窟探検は、リアルに生死が紙一重ですが、
その緊張感のなかドキドキワクワクで、
充実した人生を送っています。

この本を読んで、行動力や情熱の大切さを突き動かされ、
もっともっと自分の人生を楽しんで、
充実したものにしていきたいと思わされました。

でも・・思っただけではダメですね。行動しないと。

あなたも、吉田さんの「洞窟ばか」
是非読んでみてください。
きっと何か、突き動かされるものを感じるはずです。

洞窟ばか

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