じゃがいもの栽培方法、肥料や種芋の扱いや植え付け方法

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今年から「ぼくらの農園」というところで、農家の指導を受けて野菜作りを始めました。
日頃は屋内での仕事なので、太陽の下、土の上での作業は、なんかとっても健康的です。

 

今日3月初旬は、ジャガイモの植え付けです。
初めてのことで興味しんしんです。

 

畑は、すでに整備されて、個人ごと区画に分けてあります。

 

◆肥料の説明

「野菜が立派に育つための養分、3大要素は何ですか?」

→まず野菜作りの基本の基本ですね。
何となくは知っていましたが、今回初めてしっかり理解しました。

 

N(窒素):これは植物を大きく成長させるのに特に重要
空気中の窒素と水素を反応させてアンモニアとして取り出すんだって

P(リン酸):これは開花・実をつけるのを促
原料となる「リン鉱石」は100%輸入に頼っているようで、
そのほとんどが中国産だって。

K(カリ):これは根っこの成長を促進、また、病害虫・寒さへの抵抗力をつける
これも原料となるカリ鉱石を100%輸入です。
カリ鉱石は、カナダ・ロシア・ベラルーシ・ドイツ・中国で8割方生産
しているようです。あのアメリカでも自給ができないで輸入に頼っているんだって。

 

日本は、野菜の肥料でも輸入に頼っていることが今回初めてわかり、輸入できなくなったら野菜も作りできなくなるではと、少し危機感を覚えました。

 

さて、他に必要な肥料で

 

カルシウム:これは野菜のからだを強くします。特に茎が強くなります。
人間の骨を丈夫にするようなものでしょうか。

 

「ところで、ジャガイモは植物のどの部分でしょうか?」

→土の中にあるので、根っこが太くなったような感じがしていましたが、

「茎」が太くなったものがじゃがいもなんだって。

 

だから、じゃがいもには、茎を強くするカルシウムが必要なんだって。

 

それで、今回ジャガイモの植え付けに使った肥料は、「アグレット」っていう化成肥料、
これは8-8-8って書いてあるんだけど、窒素・リン酸・カリがそれぞれ8%ずつ
入っている肥料だそうだ。

 

◆種芋の準備

・種芋を半分に切るんだけど、切る位置があるんです。

・芋は茎の一部だから、よく見ると、茎が伸びていた跡があった。その位置と対角に芽が少し
でている。切るのは、そこを結んだ線で切るんだって。

・なぜなら、元茎の反対側の芽が、一番発芽のエネルギーが強いからなんだって。

 

・なぜ半分に切るのかって、あとで疑問になったの調べて見たら、丸ごと一個だと、
一個から芽がいっぱい出過ぎてしまうから、間引きするようなためらしい。

 

切ったところは、腐りやすいから灰の粉をまぶしました

 

◆植え付け

(1)畑に深さ20㎝の溝を掘りました。

(2)肥料アグレットをパラパラと入れて、10㎝ほど土を埋め戻しました。

(3)種芋を半分に切って、30㎝間隔で8個並べました。

DSC_0195

「種芋の切り口の向きですが、上を向ける、下を向けるどちらでしょうか?」

→諸説ありますが、結局どちらでもいいようです。上でも下でも横でも斜めでも、
芽がでて上に伸びてくるようです。

じゃがいもの芽は、重力を感じて、その反対側に芽を伸ばしてくるんだと思うと、なんか賢いと思ってしまいました。

(4)さらに土を埋め戻し、5~10㎝土を盛り上げ、上から軽く踏みつけました。

水やりは不要。これは、種芋が腐ってしまうからのようです。

 

◆感想

初めてのジャガイモの植え付け、指示通りできて、特に難しいこともなく、
たいへん楽しくできました。
ほおっておいてもじゃがいもができるようで、楽ちんです。

慣れないクワ仕事で、筋肉痛がでそうですが。

収穫は3ヶ月後。とても楽しみです。

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