自分の妻に、
「○○やっておいて!」
「○○どうしてできないの!」
「○○やりっぱなし!」など、
些細なことなのに言われると、ものすごく腹が立つことがありますよね。
今まで、それで言い返して、また言い返されて、それでけんかになることが多かったわけです。
あなたもそんな経験はありませんか?
でも、最近マインドフルネス瞑想を始めたところ、妻の理不尽な言動にあまり腹が立たなくなってきました。
あなたにも、是非役立てていただきたいので、解説します。
★マインドフルネス瞑想とは
マインドフルネス瞑想といっても、座禅を組んで、静寂なところで目を閉じなくてもできる瞑想です。
まず、マインドフルネスの考え方を理解する必要があります。
1.マインドフルネスとは、
(1)今現在のからだの感覚に注意を向ける
日頃、私達は考えることばかり多いじゃないですか。
それをやめて、現在のからだの感覚、いわゆる感じることに注目するということです。
(2)何もしない
普通の瞑想だと、リラックスしようとしたり、呼吸を深くしようとしますが、
マインドフルネスでは、あえて何もしない、
考えることをやめて、感覚だけに注目します。
(3)ジャッジしない
腹を立てないためには、これが大事です。
私達は、何か見た瞬間、聞いた瞬間、誰かと話した瞬間などなど
つい、良い悪い・快不快・嬉しい腹が立つなど
ジャッジ(判断)してしまいますよね。
ジャッジというのは、あくまでも自分の価値判断なので、
これは正しいとは限りません。
これを手放す必要があります。
2.ジャッジしないためには、
ジャッジしないためには、
事実と感情を分けて考えることです。
たとえば、
「あなた、トイレの電気を付けっぱなし!」
って妻に注意されたとします。
妻に感情的に言われると、自分も
「そんなことぐらいで注意するなよ」
って、ものすごく腹が立ったりします。
そこで、冷静に考えると、
「トイレの電気が付いている」という事実と、
「付けっぱなし!」と怒りの感情とは、別ものだということに気づいてほしいです。
自分も、
「トイレの電気が付けっぱなしだった事実を知ったことと、
妻が怒りの感情で言ってきたことに反応して腹が立ったことは、
別物だと理解してみてください。
マインドフルネス的な考え方では、
ジャッジしないことが大切になってくるので、
妻の怒りの感情で言ってきたことに対して、
ジャッジしないこと
トイレの電気が付けっぱなし
という事実のみを認識することをこころみて下さい。
「事実」と「感情」
これを分けて考えるようにすると、
以前より客観的に見れて、冷静になれて、
妻の一言に、瞬時に腹を立てることが少なくなってくると思います。
3.ジャッジしないための練習
事実と感情を分ける。
つまり、ありのままの事実と脳で考えていることを分けることです。
そのために、マインドフルネス瞑想があって、
それは、考えることを止めて、今ここの体の感じを感じる練習をすることです。
いろいろな方法がありますが、
初心者には、座禅を組んでもいいし、日常生活を送りながらでもいいので、
考えることをやめて、今現在の自分の呼吸に意識を集中する練習をします。
雑念がわいてきても消そうとしないで、
また呼吸に集中することに戻ればいいです。
この考えることを止めて、感じることを増やす練習をしていくと、
事実と感情を分けて受け入れられるようになり、
妻の腹の立つ言動にも、冷静になれて、
すぐには腹が立たなくなってきます。
できれば妻にも、マインドフルネス瞑想をしてもらって、
事実と感情を分けてもらえるようにすると、
腹のたつ小言も減ってくると思いますが・・・・
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