水道水の体への影響をミネラルウォーターと比較して解説!

快適な生活のために

水道水は、何となく、ほんと何となくですが、
塩素を始めとして有害物質を含んでいるイメージがあるので、
浄水器をつけて、
なおかつ、飲み水はミネラルウォーターを買って飲んでいます。

でも、ホントに日本の水道水は浄水しないと飲めないのか?
体への影響はどうなの?安全性に問題があるのか?
ミネラルウォータ-なら安全なのか?

ふと、疑問に思ったので、科学的根拠を調べました。

そうしたところ、驚きの事実が判明しました・・・・

水道水はミネラルウォーターより安全だった!

ミネラルウォーターをわざわざ買う必要はなかったのです。

その科学的根拠を説明します。

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水道水の安全性

水道水は、ご存じのとおり、浄水場で作られます。

このとき、国が定めた安全基準があるので、

それをクリアしたものだけが水道管を通って

各家庭まで届きます。

この安全基準は、

・ヒ素、

・フッ素、

・ホウ素、

・亜鉛、

・マンガン等などについて、

その含有量が一定基準以下に定められています。

同じようにミネラルウォーターにも安全基準がありますが、

でも実は、

ミネラルウォーターのほうが安全基準がはるかにゆるかった!

という事実。

例えば

フッ素は水道水安全基準の2.5倍、

マンガンは       4倍、

ヒ素・ホウ素・亜鉛などは約5倍と、

かなり緩い基準になっています。

◆どうしてミネラルウォーターの方が、安全基準が緩いのか?

それは、

水道水は飲むだけではなく、

生活用水としても利用するので、

飲料以外にも弊害が起きる物質がないように、

検査項目が増えたり、

基準が厳しくなっているためです。

水道水の安全基準は、水道法で定められ、検査項目は51項目。

一方

ミネラルウォーターの安全基準は、食品衛生法で検査項目は18項目。

どっちも厚生労働省が決めている基準ですが、

飲料以外にも使われる水道水の方が、

水質基準が厳しいということ!

ということで、

水道水の方がミネラルウォーターより安全性が高いという事実。

でも、塩素はどうなの?

水道水は塩素臭いと思いますようね。

その点ですが・・・

水道水の塩素は安全なの?

ミネラルウォーターには、塩素は入っていません。

水道水には、塩素が入っていますが、

それは、ご存じのとおり、殺菌のためです。

雑菌の繁殖を防ぎ安全性を高めるためです。

逆に言うと、

塩素の入っていないミネラルウォーターは

雑菌が繁殖しやすいということ。

開封したら早めに飲まないと、雑菌が繁殖して

からだに害がでるかもしれないということです。

水道水の塩素も、安全基準をクリアしている量で

問題になるとすれば、

臭いや味。

でも、今の水道水は、塩素の臭いや味ってわかりません。

試薬を使って調べると、塩素が含まれているのがわかりますが・・・

また塩素は揮発性なので、コップなどに水道水を入れて、

しばらくおいておけば、塩素は抜けてしまうということ。

夏場なんかは、水道水をくみ置きして

冷蔵庫で冷やしておけば、

ミネラルウォーター以上の安全性の高い飲料水になるということです。

じゃあ、浄水器でよく話題にしている

トリハロメタンはどうなの?

という疑問がわきます・・・

水道水のトリハロメタンは?

浄水器の宣伝をみると、

たいがい有害なトリハロメタンを取り除くとあります。

確かに昔は水の浄水技術が未熟だった時期があって

水道水にトリハロメタンが多く含まれていたのは事実です。

でも現在は、「オゾン滅菌」などの技術で

浄水技術は相当進んでいて、

トリハロメタンは、完全にゼロではないようですが、

体に害があるような量は全く含まれていないという事実がわかりました。

つまり、水道水は浄水器を通さなくても安全だということです。

あとがき

日本の場合は、

水道水の方が安全で、

わざわざ、お金を出してミネラルウォーターを買う必要はなかったということですね。

快適な生活のために
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