今年から畑を借りて野菜作りをしています。
初夏となり、今はきゅうりの収穫が始まりました。
きゅうりは成長が早く、1週間畑に行かないと、
「なんだこりゃ~」
と思わず声をあげるほど巨大なきゅうりになっています。
こんなきゅうり見たことがないので、びっくりです。
もはやきゅうりではなくて、「へちま」か「うり」。
「食べられるの?」って
切って恐る恐る食べてみたところ・・・
「う! 皮が硬い。」
「でも、中の方はやわらかくておいしいではないですか。」
まさしく「うり」のような食感。
このたび気がつきましたが、
「きゅうり」って、「きゅ+うり」なので、「うり」ですね。
調べてみたら、昔は黄色に大きく熟したものを食べたそうで、
黄色いうり→黄うり→きゅうり になったそうです。
きゅうりは、うり科でうりやへちまの仲間。
私たちが普段食べているきゅうりは、うりのように大きくなる前の
未熟なきゅうりを食べているわけでした。
自分で作っている場合は、
うりのように大きくして食べてももちろんいいわけです。
そこで家内に、
巨大きゅうりの皮の硬いところをそいで、
ナスと混ぜて、つけものを作ってもらいました。
皮の硬いところはつけものにしたのでやわらかくなり、
中の方は熟れた感じで
これが、けっこうおいしい。
それから毎日、茶碗1杯分くらい食べ続けています。
話は変わって、
家内の祖母の故郷の福島の会津では
みそ汁にうりを入れて、
おいしく食べているそうです。
じゃー、熟れたきゅうりもみそ汁に入れるのありだね。
と思って、家内に熟れたきゅうりのみそ汁を作ってもらいました。
「温かいみそ汁にきゅうり」って抵抗あるかもしれませんが、
私も、最初はみそ汁のきゅうりをおそるおそる食べましたが・・
「あれ、いけるじゃない。」
何より、
「きゅうりのだし?が出るせいか、みそ汁自体がとっても美味でおいしい」
みそときゅうりって、もろきゅうとして食べてるわけで、
もともと相性はいいのです。
冷えているか温かいかの違いで、味はいいです。
ただ、皮が硬いのが気になる場合は、
薄くきゅうりを切るか、
ちょっと煮込むか。
皮のしゃきしゃき感が好きなのであれば、
適度な厚さと、適度な煮込み具合で。
きゅうりのみそ汁って、いわゆる食べず嫌いで
なすのみそ汁がポピュラーなのですから、
きゅうりのみそ汁も子供の頃からポピュラーだったら、
別に抵抗はなかったはず。
富山県では、みそ汁の具にきゅうりが普通に使われているそうな。
あなたも、きゅうりのみそ汁をぜひ試してみてください。
意外なおいしさに驚くはずです。
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