ピーマン、ほんとは赤くて、甘くて栄養価も高かった

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今年初めて、家庭菜園でピーマンを育てました。
ホームセンターでピーマンの苗を買い、
マンションのベランダで
水耕栽培で育てました。

一カ月ほどで、最初のピーマンが収穫でき、
その後、次々と実をつけ、
しかも、苗は40センチほどの大きさで邪魔にならず、
さらに、虫もほとんどつかず、
ベランダでの家庭菜園にはおすすめです。

家庭菜園で育てたピーマンの実は
市販のものと比べて、
ずっしりと重く、
肉厚で、
味も濃くて、
とてもおいしいです。

あるとき、実を大きくしたいと思って
しばらく収穫しないでいたら、
実が黒っぽくなってきて、
一部赤くなっているのもあって、
「あれ~、腐ってきちゃったかな」
とあせって収穫。

 

とりあえず、冷蔵庫にいれておきました。
数日経って見てみたら、
おいしそうな
パプリカのような
赤ピーマンになっていました。

そこで、調べてみたら
ガ~ン
普通の緑のピーマンが熟したものが赤ピーマン

しかも栄養価も高い。
もともと緑のピーマンも栄養価が高く、
レモン果汁100cc のビタミンC 50mgに対して
ピーマン 100gのビタミンC 76mgと
約1.5.倍のビタミンCですが、

赤ピーマンは緑ピーマンに比べて
ビタミンC 1.8倍
カロテン  3倍
ビタミンE 5.6倍

とさらに栄養価が増量されています。

しかも甘みがあっておいしいです。

私たちは、まだ熟していない
栄養価も低い、
しかも苦いピーマンを
ほんとうのピーマンだと思って
長年食べさせられていたわけです。

ではなぜ、
未成熟な緑ピーマンが流通するようになったのでしょう。

そもそも昔のピーマン農家は赤くなってから収獲して出荷していた。
しかしピーマンは赤くなるまで時間がかかるし、
赤くなると柔らかくなって日持ちしないものも多い。
試しにまだ熟していない緑色のピーマンを出荷してみたら、売れた。
売れるなら緑の状態で収獲してしまった方が、
収穫の時間が短縮できるし、
次がすぐ作れるので当然効率がいい。

ということで、農家はピーマンが緑の状態で出荷し、
それを消費者が買うというプロセスが定着してしまったようです。

家庭菜園でピーマンが赤くなって初めてピーマンの真実を知りました。

ピーマン、ほんとは赤くて、甘くて栄養価も高かった

全国のピーマンぎらいの子供たち
熟したピーマンだったら
おいしく食べられるのではないですか。

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