「ゾフルーザ」での耐性ウィルスとは?その症状は?治療はどうするの?

病気の予防や治療
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夢のインフルエンザ治療薬のはずだった「ゾフルーザ」

もともと耐性ウィルスが出来やすいと言われていましたが、
今回東大の医科学研究所の調査で、ゾフルーザによる耐性ウィルスが確認されました。

 

ゾフルーザでの耐性ウィルスとはどういうものか、

ゾフルーザで耐性ウィルスが出来てしまった場合は、どんな症状が出るのか、

また、耐性ウィルスの治療方法はどうするのか、非常に不安なところです。

これからインフルエンザのシーズンになるので、
ゾフルーザについて、知っておいた方がいい情報を
感染症専門医師の話を見解をいれながら、まとめました。

 

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ゾフルーザのメリットと問題点

○ゾフルーザのメリット

インフルエンザにかかった場合
タミフルだと朝晩2回で5日分で10錠必要です。

 

イナビルやリレンザは、吸入するタイプで、
吸入方法が難しいのが難点です。

 

そこにゾフルーザは、1回飲めばいいので、
患者にも薬局にも手間ひまかからず、
インフルエンザには、夢のような新薬でした。

 

ゾフルーザの問題点

ところが、ゾフルーザは問題点がいくつかありました。

①子供の3割から耐性ウィルスが見つかった

ゾフルーザを投与した15歳以下の子供から3割も耐性ウィルスが見つかった
という報告がありました。

3割という数値はたいへん大きなもので、15歳以下の子供では約3人に一人に
耐性ウィルスができて、次に耐性ウィルスでインフルエンザを発症したら、3人に一人は
効果がないということになってしまします。

 

②耐性ウィルスの感染力は、同等。

ゾフルーザでできる耐性ウィルスは、当初感染力は弱いと報告されていましたが、
その後、耐性ウィルスは、元のウィルスと同程度の感染力があることがわかり、
通常のインフルエンザウィルスと同様の注意が必要になってきますが、

ゾフルーザが効かないので、重症化する恐れがあるわけです。

 

③副作用が長く出やすい

ゾフルーザが1回の服用でいいということは、従来の薬よりも長く体内に
とどまっているということで、その分副作用も長く続くということです。

タミフルは、血中の濃度が半分になるのは、6~10時間ですが、
ゾフルーザは、77~114時間もかかります。その間副作用がでたら、
ずっと続くということになります。

ゾフルーザの副作用は、まだ因果関係ははっきりしていませんが、
血便・鼻出血・血尿等の出血症状や呼吸困難、全身の痒み、嘔吐などが
報告されています。

 

④十分な臨床データがない

タミフルなどは20年近く使用実績がありますが、
ゾフルーザは使用実績が十分にないので、今後何が起こるか
全く予想できない不安があります。

 

以上のような理由から、

神戸大学病院感染症内科の岩田健太郎教授は、

「インフルエンザにゾフルーザを使う理由がない、”まともな医者”ならあえて使う必要がない」と言っています。

神戸大学病院では、ゾフルーザを使っていません。

 

1回の服用でインフルエンザに効くというメリットだけで
ゾフルーザを使い続けてしまうと、将来薬の効かないインフルエンザウィルスが
蔓延して、たいへんなことになってしまう懸念があります。

 

ゾフルーザによる耐性ウィルスではどんな症状?

 

耐性ウィルスによるインフルエンザは、従来のインフルエンザと同様の症状です。

見分けのつくような症状はないので、医師でも耐性ウィルスによる
インフルエンザかどうかはわかりません。

 

耐性ウィルスによるインフルエンザにゾフルーザが処方された場合、
当然効果がないので、体力がない子供や老人は重症化する心配があります。

耐性ウイルスでインフルエンザにかかった場合の治療は

ゾフルーザによる耐性ウィルスでインフルエンザにかかった場合
タミフルやリレンザが効くかどうかは、専門家でもまだわからないそうです。

 

耐性ウィルスに効く薬がなければ、あとは体力勝負で
その人の自然治癒力に頼るしかなくなってしまいます。

 

元々体力がある人は、耐性ウィルスによるインフルエンザも乗り切れるでしょうが、
体力のない子供や高齢者、持病があって体力や免疫力が低い人は
耐性ウィルスでのインフルエンザは命取りになることが予想されます。

耐性ウィルスを増やさないために

耐性ウィルスができやすいゾフルーザ。
1回服用すればいいという手軽さで、簡単に使ってしまうと
耐性ウィルスを増やしてしまう心配があります。

もし、薬の効かない耐性ウィルスによるインフルエンザが蔓延した場合
世界的なインフルエンザパンデミック(感染爆発)の恐れがあります。

耐性ウィルスを増やさないために、
ゾフルーザの使用については、医療機関側も患者側も慎重に考える必要が
あると思います。

 

そもそもゾフルーザは効くのか?

ゾフルーザは1回飲めば、すぐ熱が下がって楽になるようなふれこみですが・・・

実際同僚3人がA型インフルエンザにかかって、
すぐゾフルーザを処方され飲んだ結果です。

 

A子 40歳 1日で熱は下がって楽になった

●B子 24歳 熱が下がるのに3~4日かかり
        すぐに楽になることはなかった

●C男 40歳 発病してすぐに服薬したのにもかかわらず、
        1週間くらい38℃超の熱が下がらず、
        ずっと寝ていた。
        ウィルス自体は(-)にはなっていたが・・・

というように、夢の新薬ゾフルーザでも、
必ずすぐに熱が下がって楽になるということもなさそうです。

 

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