年賀状で上司にハッピーニューイヤーはOKか?上司への年賀状マナーを解説

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年賀状の時期になりました。そこで、上司への年賀状にハッピーニューイヤー(Happy New Year)はOKなのかどうか悩みますね。上司が外人であればいいかもしれませんが、日本人の上司の場合、ハッピーニューイヤーは敬語ではないので、マナー上はNGですね。

「迎春」「賀正」「謹賀新年」は、よくある年賀状の決まり文句ですが、
この中で上司に使うと失礼なものがあるので、注意が必要です。

そこで上司へ失礼のないように、上司への年賀状のマナーをまとめました。

上司への年賀状のマナーを正しく知って、
上司に失礼のないようにしたいものです。

 

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1.上司への年賀状の賀詞は?

年賀状の冒頭には、新しい年を祝う言葉を書きますが、
それが「賀詞」とよばれます。

「迎春」と「賀正」は、よく使われる賀詞です。

文字通り、

「春を迎えます」
「正月を喜びます」と言う意味があります。

でも、2文字の賀詞は、
お祝いの言葉を省略して簡単に表したものなので、
相手への敬意が省略されています。

従って、「迎春」と「賀正」は
目上の方に使うと失礼にあたります。

◎上司への年賀状に使える賀詞は

上司に出す年賀状は、
敬意をあらわすために、

「謹」や「恭」の文字が入ったものを選ぶと失礼にならないです。

「謹」は「かしこまる」、
「恭」は「うやうやしい」という意味があります。

なので、上司に送る年賀状の賀詞には、

・「謹賀新年」
・「恭賀新年」

さらにていねいに書く場合は、

・「謹んで新年のお慶びを申し上げます」
・「恭しく新春の寿ぎを申し上げます」

と書くことができます。

上司に使う賀詞は、上司でなくても、
敬意を表す場合に使えますので、
一般的に幅広く使うことができます。

◎友人や親しい知人には、

・あけましておめでとう
・賀正
・初春
・迎春
・Happy New Year

など、好みの賀詞を使えます。

2.上司への年賀状のその他基本的マナー

2.1上司への年賀状の宛名や住所を書くときのマナー

上司への年賀状では、宛名や住所書きでも、注意すべきマナーがあります。

まず大前提は、

宛名や住所は手書きがベストです。

印刷は事務的な印象で、上司に対する敬意がありません。

・ペンは筆ペンが理想ですが、苦手な場合は万年筆や水性ペン、
ボールペンでも代用できます。

ペンよりも手書きで、

字が下手でもていねいに書くことが大事です。

・上司への年賀状の表書きは縦書きがマナーです。

住所は省略しない、略字は使わない

2.2上司への年賀状には手書きの一言を

上司への年賀状では、すべて印刷だと
とても事務的で好印象にはなりません。

そこで、最後に一言でも手書きの言葉を添えると、
印象が良くなります。

手書きメッセージは、
上司とのエピソードや、
今年の意気込みを書くと好印象です。

たとえば、

「○○の仕事の際には、貴重なアドバイスありがとうございました。」

「今年はよりいっそう、業務に励みたいと思います。
ご指導のほどよろしくお願い申し上げます。」

2.3上司が入院や退職の場合

上司が入院していたり、
退職が決まっていたりする場合には、
年賀状のお祝いの表現は避けたほうがいいとされています。

その場合は、新年のお祝いの言葉を避けて
次のように書くとよいでしょう。

・「謹んで年始のご挨拶を申し上げます」
・「恭しく新春のご挨拶を申し上げます」

まとめ

上司への年賀状にハッピーニューイヤー(Happy New Year)はNGです。
ほかにも、「賀状」や「迎春」も失礼になるので、NGです。「謹賀新年」や「恭賀新年」、または「謹んで新年のお慶びを申し上げます」などが好ましいです。

さらに上司に年賀状を送る場合、基本的マナーは大前提ですが、やはり下手でもていねいに「手書き」が一番大切かなと思います。

私も、上司や大事な人には、手書きを心がけています。

また、上司以外の友人、知人にも、全部印刷ではなくて、
最低一言は、手書きのことばをそえています。

自分が年賀状をもらったときに、全部印刷は、まったくうれしくないです。
一言でもあると、うれしく感じるものです。

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