中高年の趣味と実益を兼ねた、「体験農園での野菜作り」はオススメです

趣味やその他

「体験農園」って知っていますか?

貸し農園というのは、よく見聞きするかと思います。
農地を借りて、自分で野菜作りをします。

 

体験農園というのは、貸し農園と違って、自分で勝手に野菜は作れないんですが、
農家が指定する野菜で、その作り方を指導してくれる農園です。

 

野菜を作りたいけど、全くの初心者でどうやっていいかわからないという人には、
とてもありがたいシステムです。

 

中高年の野菜作りは、太陽の下、土と親しみ、野菜を育てる楽しみが味わえ、収穫した野菜を食べる楽しみがあり、趣味と実益を兼ねて、健康にもよいのでオススメです。

今年から、私も体験農園に参加したので、その情報をお伝えしますね。

◆体験農園のはじまり

平成3年頃、市民農園がはやり、グルメブームになっていました。
市民農園は、消費者が勝手に野菜を作るため、上手い人も下手な人もいて、
野菜だか雑草だかわからないものを作っていた人もいました。

 

そんな状況を見かねた練馬区で農業をしていた方が、「土おこしから種まき・苗の植え付けから収穫まで野菜作りを指導して、収穫された野菜を消費者が自分で消費できるような
システム」のアイディアを出しました。

 

それが、「練馬方式と呼ばれる体験農園のシステム」の始まりでした。

 

よくある貸し農園は、役所が農家から農地を借りて管理は役所がやります。

 

これに対して体験農園は、農家が管理するので役所の負担がいりません。

 

体験農園は、市民参加型の農業で、農家にも消費者にも行政にもメリットがある
とてもおもしろい、将来性のあるシステムだと思います。

◆体験農園に参加しました

 

私の住んでいる埼玉県入間市は狭山茶で有名です。
この入間市に、体験農園の「ぼくらの農園」があります。

引用:ぼくらの農園

この園主は、岩田さんという30代の若手です。
もう8年体験農園をしています。
園主のあいさつ:引用

農業体験農園「ぼくらの農園」とは?

簡単に言いますと、「野菜作りのがっこう」です。2009年に開園しまして、現在70組の方々が野菜作りを楽しまれています。参加者の皆さんは3×13m(39㎡)の畑でそれぞれに野菜作りをします。市民農園とは違い自由に野菜は作れませんが、プロの農家が種まきから収穫まで丁寧に指導しますので、初心者の方でも立派な野菜が収穫できます。また、野菜作りに必要な道具や肥料、種や苗などすべて農園で用意していますので、参加者の皆さんは手ぶらで気軽に参加していただけます。また、作る野菜は20種類以上、皆さんが食卓で良く使われる野菜を中心に栽培します。

利用料は、指導料や種・苗・道具利用など全部含めて、1区画年額38,000円

1月分3000円ちょっとで、20種類以上の野菜が作れて、指導料も必要なものも
すべて込みって、安いと思います。

 

しかも、野菜が収穫できて、自分で消費できるんです。

 

収穫野菜は家族では食べ切れないほどあるそうで、
ある人が金額に換算したら、6~7万円分もあったそうです。

 

そんなお金のことより、
野菜作りの楽しさを学べて、経験できて、収穫できるってすばらしいことではないですか。

 

講習と作業は、月に1~2回、1~2時間程度で負担はとても少ないです。
収穫時期は、ちょっと忙しいかもしれませんが。

私は、今年から参加しましたが、これからとっても楽しみです。

 

昨日、じゃがいもの植え付けと、葉物野菜の受付準備で肥料をまきました。
慣れない鍬(くわ)作業、超へっぴり腰でしたが、太陽の下の農作業は
とても健康的で気持ちいいものでした。

 

これから野菜を作ってみたい方、趣味と実益を兼ねた、「体験農園」
このシステム全国に広がっているようです。
お近くにあれば、ぜひオススメです。

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