膝の痛みの原因と自分での治し方

病気の予防や治療
By: Seika

加齢とともに、膝が痛くなる人増えるよね。
中高年のおばさんに多いかな。

整形外科や治療院に通ったり、
いろいろなサプリメントや健康食品を飲んでも、
なかなか良くならない人が多い感じ。

僕の働いてる診療所では、
整形や治療院やあらゆる治療をして
膝痛が良くならなかった人がたくさん来るけど、
良くなっている例が、たくさんある。

長年の臨床経験で、膝痛の改善に大事なことを
説明するので、是非参考にしてくださいね。

が痛いとき、病院に行くと

1.膝の軟骨の減り具合と痛みは比例しない

 

整形外科でよく
「膝の軟骨が減って痛みがでていますね」
などと説明されると思うけど、

実は、膝の軟骨そのものには、
痛みを感じる神経は通ってないです

誰でも歳をとってくると
膝の軟骨はすり減ってくる。

それが痛みの原因ならば、
全てのお年寄りは、膝が痛いと思いますが、
実際そんなことはないですよね。

痛みを感じるのは、
膝の周りの筋肉・靭帯・関節包などの
炎症や血行障害などにより痛みを感じます。

軟骨が減っていても、
膝周辺の炎症や血行障害を取ってやれば、
痛みは改善できます。

軟骨がすり減っているから
膝痛が治らないという思い込みは
まず止めましょう。

 

2.炎症があっても温めた方が治りは早い

 

膝が痛むのは炎症があるためで、
「炎症をおこしている間は冷やした方が良い」
とよく説明されるよね。

しかし、

冷やすことは血行を悪くし、
一時的には
腫れや熱感や痛みが軽くなった感じはするけど、
治していることにはならない。

湿布は患部を冷やすので、血行は良くならない。

また、痛み止めを続けるのも血行が悪くなるよ。

一時的には良い感じがしても、
根本的な痛みの改善にはつながらない。

炎症があってもよく温めて血行を良くし、
発痛物質を流し、
栄養・酸素をよく送り込んでやることが、
痛みの改善につながります、
冷やすのはやめましょう。

※炎症が強い場合に温めると、
腫れや痛みが一時強くなることはありますが、
回復過程の一時的反応ですので心配はいりません。

3.膝の水を抜き続けても根本的治療にならない

膝の水は、
元々関節にある関節液が
異常に増えた状態なんです。

この関節液は、
膝の潤滑剤
膝のクッション
軟骨への栄養補給等
の作用があります。

それらがうまくいかなくなっているので、
関節液を増やして治そうとしている
体の反応なわけです。

膝の水を抜き続けても、
膝の状態が良くならなければ、
またすぐたまってきますよ。

膝周辺の血液やリンパの流れを良くして、
関節液の代謝や膝の状態が良くなれば、
自然と膝の水は吸収されてきます。
膝の水を抜くのはやめましょう。

 

4.安静にしていても良くなるわけではない

膝痛の場合、
膝周辺の筋肉が硬くなっていたり、
逆に筋力が低下していたりして
膝に負担がかかって
痛みの原因となっていることが多いです。

安静にしていると、
よけいに筋肉が硬くなったり、
筋力が低下するので、

動ける程度の痛みであれば、
適度に歩いたり、
筋力アップして膝の周辺の筋肉を
柔らかくしたり、
鍛えながら
治療を進めた方が、治りは良くなります。
安静にするのはやめましょう。

◎まとめ

膝痛の場合、サポーターや貼るカイロ等で、膝が冷えないようにし、
良く温めながら、歩ける範囲で適度に歩きながら治していくのが
改善の近道だと思う。湿布や痛み止めや、水抜きや安静を繰り返しても、
かえって回復を妨げることが多いので注意した方がいいと思う。

病気の予防や治療
スポンサーリンク
ranzanstをフォローする
笛吹きおじさんの、中高年が健康で快適に生きるための情報

コメント

タイトルとURLをコピーしました