急な腰痛やぎっくり腰を、早く回復させて、動けるようになる方法!

病気の予防や治療

急に腰が痛くなった。いわゆるぎっくり腰みたいな腰痛、困りますね。
動けないですよね。そんな場合、整形外科に行っても、レントゲンとって、
湿布や痛み止めがでて、しばらく安静とかいわれるのが関の山。

でも、そんな腰痛、自分で早く回復させて、動けるようになる方法があります。

私は、若い頃、良く腰を痛めていましたが、腰の使い方がわかってからは、腰を痛めることはほとんどなくなりました。たまに何かの加減で腰が痛くなっても、腰の使い方がわかっているので、それを行えば、多少痛くてもすぐに動けるようになりますし、
動いているうちに痛みはとれてきます。
是非、急に腰が痛くなったときは、早い回復の仕方を試してみてください。

1.そもそもどうして腰が痛くなるのか?

 

腰痛の原因は、たくさんありますが、急に痛くなる、ぎっくり腰のようなものは、
ほとんどが腰の筋肉が痛みを発しています。

 

腰の筋肉がどうして痛くなるかっていえば、
腰の筋肉の筋疲労なわけです。

 

で、腰の筋肉が疲労するのは、腰の使い方が良くないわけです。

 

で、良くない腰の使い方というのは、
腰を曲げるときに、腰から曲げる使い方です。

 

「腰を曲げるのは、腰なんじゃないの?」

 

って思うかもしれませんが、そこが間違っているんです。

 

私も、昔は腰を使って腰を曲げていました。
それが、腰を痛める一因でした。

「腰を曲げるときは、股関節から曲げるのです!」

腰を曲げるとき、
腰は曲げないんです。
腰はまっすぐにしておきます。

ケニア人の腰を曲げている写真があります。

腰はまっすぐで、みごとに股関節から曲げています。

これに対して、日本人は腰曲げることが多いです。

 

で、それを繰り返していると、腰の筋肉が筋疲労を起こして、
突然痛みを発します。

2.急に腰が痛くなた場合どうするか?

 

日頃、腰を曲げないように注意することが、腰痛の予防に大切ですが、

残念ながら、急に腰が痛くなってしまった場合の対応方法です。

これも、腰をまっすぐにして、動くようにすることです。

 

で、この場合のポイントが、骨盤です。

「骨盤を起こす(立てる)ようにして動くこと」

骨盤を起こすとは、骨盤はぐーっとお腹の前の方に押し出すようにすることです。

 

では、寝た姿勢、イスにすわった姿勢、立ったり歩いたりするときの姿勢で
腰痛の場合、どう対応するか説明します。

 

(1)腰痛で、寝た姿勢からの起き上がり方

 

腰痛があると、仰向けからからだを起こすのは、ムリだと思います。

なので、
うつぶせになって、
骨盤をお腹の方にぐーっと押し出すようにして、
背中を反らせるようにして、
ゆっくりと立ち上がります。

骨盤を前の方に押し出すようにすると、
腰の筋肉が縮むので、腰の負担が減ります。
痛みが軽減して、起き上がることができます。

腰の筋肉に負担がかかるような起き方だと、腰が痛くて起き上がれないと思います。

 

(2)腰痛のとき、イスからの立ち上がり方

腰痛があるとき、イスから普通に立ち上がると、
腰の筋肉にもろに負担がきて、ずきっとして立てないと思います。

なので、イスから立ち上がるときも、
骨盤を前の方にぐーっと押し出すようにして、
上体を倒して、
前方にからだを伸ばすようにして立ち上がります。

多少腰が痛かったとしても、
この立ち上がり方であれば、
立てると思います。

(3)腰痛のときの、立つ姿勢、歩く姿勢

腰痛のときの、立つ姿勢、歩く姿勢は
やはり、骨盤はぐっとお腹の前の方に押し出す感じで、

骨盤を起こして、腰はまっすぐな状態を保ったまま
立っていたり、歩いたりします。

 

腰が痛いと、自然と腰を伸ばした姿勢になっていると思いますが・・

腰を伸ばした姿勢を保ちながら、
腰を曲げるときは、
最初に説明したように、股関節から曲げることです。

腰から曲げたら、確実にイタタタタ~ということになります。

◎まとめ

急な腰痛、ぎっくり腰のような場合は、
「骨盤を起こすようにして、動作を行う」と、痛みが軽減して動けます。

「多少痛くても、骨盤を起こした姿勢で動いているうちに、腰痛は治まってきます。」

日頃も、腰痛予防で、骨盤を起こした姿勢を心がける。
腰を曲げるときは、股関節から行う。

◎自分の実体験です

わたしは、還暦を迎えたおじさんですが、
先日、5年ぶりくらいに息子とテニスをしました。
それまで、運動らしい運動もしておらず、
テニスの前にも、準備運動はほとんどしませんでした。

 

ぜんぜん下手くそなので、とんでもないところにボールが飛ぶわけです。
2時間、走りに走り、足腰にかなりの負担がかかりました。

プレー中は、骨盤を立てるように意識して動いていたせいか腰は痛くなかったです。

でも、次の次の夜中。
腰がものすごく痛くなって、寝返りも打てない状態。
もちろん、腰が痛くて普通には起き上がれないです。

困ったことに、トイレに行きたくなり、このままではもれそう。

そのときに、この腰が痛くなったときの、動作方法が役立ちました。

うつぶせになって、骨盤を前に押し出すようにして、
腰を反らせながら、ゆっくりと立ち上がりました。

多少腰が痛かったですが、立ち上がれました。

歩くときも、骨盤前傾を保ちながら、
無事にトイレで用を足すことができました。

数日、腰は痛かったですが、
骨盤を起こした姿勢で動作していれば、痛みは軽減して動けました。
動いている内に、腰の筋肉疲労がとれてきて、治りました。

たぶん、あまり動かないで、安静にしていたら、治りは悪かったと思います。

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