みそが、がん予防や、放射能の影響を軽減する根拠とは!

中高年になってくると、やはり心配な病気はガンですよね。
ガンの発生には、福島原発の事故以降、放射能の影響も目に見えないので不安です。
また日頃検診で受けているX線検査・CT検査でも被爆しますので、その影響も心配です。

そんなとき、ガン予防や放射能の影響を軽減できる食材に、「みそ」があることがわかりました。今回は、その情報を説明したいと思います。

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1.放射能の人体への影響

放射線は、人体の細胞を壊してしまうので、強い放射線を浴びると中枢神経がやられて速ければ数時間から数日で死んでしまいます。

中レベルの放射線では、胃や腸などの消化管に障害が起こり、消化管の細胞分裂が正常にできなくなり、消化管で出血や壊死を起こして、2~3週間で死んでしまいます。

低レベルの放射線では、血液を作る機能に障害を起こして、白血球がうまく作られなくなり、免疫機能が大幅に低下して、感染症にかかりやすくなり、それで命を落とします。

以上は、急性の放射線の障害ですが、長期間の放射線障害でDNAが傷つけられることでおこるガンや健康被害は、どういう形で起こってくるかよくわからないので、不安ですね。

事前に、放射能の影響を軽減できる方法はないのかと思います。

放射線の人体への影響を軽減する食べ物として参考になるのが、あの長崎に原爆が投下されたときに、長崎の病院で被爆した秋月辰一郎先生が摂っていた食事です。

その食事のおかげで、秋月先生にもその病院のスタッフにも、原爆症の症状がでなかったといいます。

その食事は、玄米おにぎりとみそ汁、野菜だったそうです。

そんな食事の中で、みそについて注目され、

みそと放射線の関係について研究された、広島大学の渡邊教授の研究結果を紹介します。

2.みそを食べさせたマウスと放射線

実験方法は、

・A群:1週間、普通のエサを食べさせたマウス。
・B群:1週間、10%のみそを混ぜたビスケットを食べさせたマウス。
・C群:1週間、10%の塩を混ぜたビスケット食べさせたマウス。

以上3群のマウスに放射線をかけ、数日後に小腸の状態を観察しました。

小腸を観察したのは、小腸は細胞分裂が盛んなところなので、放射線の影響を受けやすいためです。

その結果ですが、

普通のエサを食べていたマウスでは、小腸に新しい細胞ができなくなっていました。

ところが、「みそ入りのエサを食べていたマウスでは、正常時ほどではないけれど、
小腸の細胞は再生していた」そうです。

塩入のエサを食べていたマウスでも、小腸の新しい細胞の再生はなかったようです。

さらに、放射線照射後に、みそ入りのエサを食べさせても、ダメだったようです。

つまり、「事前にみそを食べていることが、放射線の影響を軽減できる」ということですね。

「みそ入りエサを食べていたマウスは、寿命も長かった」ようです。

秋月医師も89歳まで、お元気で、秋月医師の奥様も被爆されていますが、2016年現在
93歳のご高齢でもお元気ということで、驚きです。

「みそは寿命を延ばすのにもいいのかも」しれません。

3.みそと乳ガン

国立がんセンター研究所の研究によると、乳ガンのリスクは、
みそ汁を1日1杯未満しか飲まない人のリスクを1とすると、
みそ汁を1日3杯以上飲む人の乳ガンリスクは0.6、

つまり「みそ汁を1日3杯以上飲むことは、乳ガンの発生率を40%も減らす」
ことにつながるわけです。

他にも、豆腐をはじめとして、大豆食品が乳ガンを有意に減らすという論文は多数あります。

4.みそと肺ガン

「肺ガンの腺ガンというタイプには、みそがガンの成長を抑制する働き」が、動物実験で
確かめられています。

人間では、タバコを吸わない人で、大豆食品でイソフラボンを多く摂取している場合、
肺ガンにかかりにくいという研究結果があります。

5.みそと胃ガン

「胃ガンについても、みそ汁を毎日飲んでいる人は、めったに飲まない人よりも、胃ガンによる死亡率は低い」ことが研究でわかっています。

でも、「胃ガンには塩分がリスク要因だから、みそ汁の塩分は良くないのでは」と思う人もいると思います。

私も、そう思いました。

1900年代アメリカでは、一番多いガンは驚くことに、胃ガンでした。
当時、冷蔵庫が普及していなかったので、肉等の保存には塩を多く使っていました。
その後、冷蔵庫の普及とともに、保存の塩を使わなくても済むようになって、胃ガンが減少してきたと考えられています。

やはり塩分が胃ガンを増やしていると考えられています。

でも、「塩分そのものと、みそ汁に含まれる塩分では、からだに及ぼす影響が違う」ようなのです。

◆これも、広島大学の渡邊教授のラットを使った実験です。

ラットに、胃ガンを誘発する発ガン物質を使ったのですが、同時に塩分いりのエサ、
同じ塩分濃度のみそ入りのエサ、普通のエサを与えたグループでの実験です。

結果として、塩分入りのエサのラットでは、胃ガンが増大したのですが、同濃度の塩分を含むみそ入りのエサのラットでは、胃ガンの縮小がみられたということです。
さらに、みそはより熟成されていた方が効果があったということです。

つまり、「みそからとる塩分については、胃ガンの心配はしなくてよい」ということで、
むしろ積極的に摂取した方がよいということですね。

6.他のガンとみそ

肝臓ガン、前立腺ガン、大腸ガンについても、みそはガン発生に対しての抑制効果が
確認されています。

7.みそと血圧

みそがからだにいいのは、わかったと思いますが、
「みそに含まれる塩分で血圧が上がるのではないか」と心配する人がいると思います。

実は塩分そのものと、みそに含まれる塩分では、からだへの影響は違うようです。
どのようなメカニズムなのかは研究中のようですが、
「みそを摂ることで高血圧が改善できる」ことが確認されています。

そのへんは、また別の記事でも書きたいと思います。

◎まとめ

日本人になじみのみそは、放射能の影響を軽減したり、いろいろなガンの発生を抑制する効果があるので、日頃、積極的にみそ汁を摂ることをオススメします。

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