女性の方は特に、冷え性で困っている人はほんとに多いと思います。
冷え性改善には、色々な方法がありますが、
まず、自分のからだの中で、熱を出すようにしないと、
いくら外から温めたり、冷えないようにしても、
また、直ぐに冷えてしまいますね。
では、自分から熱を出せる方法です。
熱を作っているのは、
私たちのからだを作っている細胞の中の
「ミトコンドリア」という器官です。
ミトコンドリアがATPというエネルギーを作っています。
ミトコンドリアを増やしたり、活性化することが、
体内での熱の発生を増やし、
冷え性の改善につながります。
ミトコンドリアを活性化する方法です。
1.呼吸を深くする
ミトコンドリアは、酸素を使ってエネルギーを作り出すので、
呼吸が浅いと酸素不足になり、
ミトコンドリアの働きが悪くなります。
日頃深い呼吸をしたり、
有酸素運動をすることは、有効です。
深い呼吸にする方法は、別記事を参考にしてください。
2.鉄分を良く摂る
ミトコンドリアの中には、鉄分がありますが、
特に女性では、過度なダイエットをしたり
生理の量が多かったりすると、
鉄分が足りなくなり、
ミトコンドリアの働きが悪くなってきます。
血液検査で貧血がない場合でも、
ミトコンドリアにとっては、鉄が不足している場合があります。
赤みの肉やレバーなどで
鉄分を十分に摂るようにすると
ミトコンドリアの働きがよくなります。
3.筋肉を鍛えてミトコンドリアを増やす
ミトコンドリアは、特に、筋肉細胞に多く含まれます。
一般に男性より女性に冷え性が多いのは、
筋肉量が少なく、ミトコンドリアの数も少ないことがあります。
適度な運動で、筋肉を良く動かすことで、
筋肉細胞のミトコンドリアが増やすことも必要です。
4.体温を上げる
ミトコンドリアは、体温が低い環境だと、
働きが悪くなります。
体温35℃台の人、本当に増えています。
体温は最低36℃以上必要です。
体温を上げるためにも、適度な運動をしましょう。
5.日光浴をする
ミトコンドリアが働くときに、
可視光線(目に見える光)と
赤外線(熱)が必要です。
太陽光線には、この可視光線と赤外線が含まれています。
日光浴は、特に女性では、シミやしわの予防から
嫌う方が多いと思います。
しかし、適度な日光浴をしないと、
ミトコンドリアの働きが悪くなります。
日光浴は、手だけ、足だけでもよいので、
できるだけ行うようにしてください。
なお、
シミやしわの予防には、先に書いた鉄分の摂取が役立ちます。
◎まとめ
冷え性の人は、
ミトコンドリアがよく働かない生活をしている
次のようなイメージがあります。
食が細く、ほとんど運動をしないで、呼吸が浅く、低体温、
日に当たることも少ないような人です。
冷え性の改善にはミトコンドリアの活性化がポイントです。
そのためには、
肉をよく食べ、
適度に運動をし、
筋肉を使い、体温を上げて、
呼吸を深くして、
よく日に当たることですね。
これで、ミトコンドリアが元気になって、
冷え性が改善すること間違いなしです。
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