ハロウィンとトリックオアトリートの意味と由来や起源は?どうして仮装するの? その理由

ハロウィンといえば日本では仮装がメインですが、

欧米では子どもが「トリックオアトリート」合い言葉で
大人からお菓子をもらう楽しみがあります。

でもこの「トリックオアトリート」の意味や由来はよくわかっていないと思います。

また、そもそもハロウィンでどういう行事なのか、
どうして仮装するのかもよく知らないと思います。

日本のハロウィンは、仮装行列の行事のように思われていますが、
ハロウィンは実は深い歴史や伝統がかかわっています。
そのへんを詳しくわかりやすく解説します。




1.ハロウィンのトリックオアトリートの意味とは?
英語で書くと?

1.1トリックオアトリートの意味と英語

「トリックオアトリート」はハロウィンの夜に、
子供たちが民家をたずねて、玄関先で使う合言葉です。

日本ではまだ定着してないですが、
昔、ハロウィンでディズニーランドに行ったときに、
子供に「トリックオアトリート」言わせてお菓子をもらった記憶があります。

「トリックオアトリート」は

英語で書くと「Trick or Treat」

それぞれの英単語の味意

Trick(トリック)・・・いたずら・悪だくみ・騙す

Treat(トリート)・・・もてなす・手当をする・ごちそうする

トリック・オア・トリートを直訳すると、

「いたずらかごちそうか!」ってなります。

意訳すると

「いたずらしちゃうぞ!それが嫌ならお菓子をちょうだい!」

「お菓子をくれないといたずらしちゃうぞ!」

Treatは本来お菓子という意味はありませんが、

子供がハロウィンで使っていることばなので、「お菓子」と意訳です。

1.2トリックオアトリートのもともとの言葉

「Trick or Treat」

実はこのことばは省略された言葉で、もともとは正確に言うと

「Treat me or I’ll trick you.」

「私にごちそうしなさい。そうしなければ、あなたにいたずらするぞ」

ってことでした。

それが省略されて「Trick or Treat」になったわけです。

trick と treat の順番が変わってますが、
Treat or Trickより

Trick or Treat
の方が単に言いやすいということだと思います。

では、どうしてハロウィンの夜に、このような合い言葉を言うようになったのか
疑問になりますよね。

その理由は次です。

2.トリックオアトリートの由来と起源

これはいくつかの説があります。

(1)9世紀ヨーロッパの「ソウリング(Souling)」という儀式が由来との説。

その時代のキリスト教では、
11月1日を「諸聖人の日」、
11月2日を「死者の日」または「万霊節(ばんれいせつ)」としていました。

11月2日の「死者の日」には、クリスチャンが

天国に行けていない霊のために、村から村へ魂(=Soul)を供養するためのケーキ
=「ソウルケーキ(Soul Cake)」をもらいながら歩き回っていた儀式をしていました。

このソウルケーキをもらう代わりに、
その家で亡くなった家族・親類の霊を天国に導く供養をしたわけです。

この「ソウルケーキ」を出さないと、霊が鎮まらないで悪さをすると考えられていました。

この風習が、トリックオアトリートにつながっているという説です。

(2)スコットランドとアイルランドの「ガイジング」という古い習慣説。

「ガイジング」という習慣は、

仮装してあちこちの家に行き、
歌を歌ったり、物語を話したり、手品をしたりするお礼に
お菓子や果物やお金をもらったという習慣です。

この習慣が、トリックオアトリートにつながっているという説です。

(3)古代ケルト民族の「サウィン祭」が起源という説。

ケルト民族は、紀元前にヨーロッパ全土に住んでいた先住民族ですが
ローマ帝国に征服され、続くゲルマン民族にも追われて
現在のアイルランド、スコットランド、マン島、ウェールズなどの
ヨーロッパ最西端にたどりついて生き延びた民族です。

古代ケルトでは、11月1日が新年で、10月31日は大晦日、
このとき「サウィン祭」とう祭りが行われました。

大晦日の夜には霊界と現世がつながって、
先祖の霊が家族に会いに戻ってくると信じられてました。

しかし、霊界とつながることで、悪霊も一緒にやって来て、
作物に悪い影響を与えたり、
子どもをさらったり、
現世の人間たちに悪いことをするとも言われてました。

そこで、悪霊たちを追い払う儀式として、
悪霊に扮した子どもたちに家を尋ねてもらい
お菓子をあげるおもてなしをすることで、
悪霊たちに立ち去ってもらったという儀式。

この儀式が、トリックオアトリートにつながっているという説です。

(4)トリックオアトリートは誰が言い始めた?

これは、1900年代初期に、あるいたずらっ子が、

ハロウィンでお菓子をもらうためにおどし文句で、
「Trick or Treat!(お菓子をくれないといたずらしちゃうぞ)」
と言ったのがきっかけだと言われています。

小さい子供が、トリックオアトリートと言って、
お菓子をねだる姿がかわいくて、
大人もどんどんお菓子をあげるようになって、
この習慣が広まっていったようです。

3.ハロウィンの語源

何故ハロウィン(Halloween)というのかも気になります。

ハロウィンが行われる10月31日は、
キリスト教の「諸聖人の日」(11月1日)の前夜です。

諸聖人の日:全ての聖人・殉教者を記念する日は英語で、
オール・ハロウズ(All Hallows)

クリスマスの前夜はクリスマスイブと言いますが、

諸聖人の日(All Hallows)の前夜は、
Hallows eve(ハロウウズイブ)

これが変化してHalloween(ハロウィン)となりました。

ちょっと変化が厳しい感じがしますが、そう変化したらしいです。

4.ハロウィンで仮装して練り歩く理由

日本では仮装はハロウィンの定番になっていますが、

ではなぜハロウィンに仮装するのか?
という意味を知らないで仮装している人も多いと思います。

ハロウィンの仮装の理由を解説します。

元々、ハロウィンは収穫祭と日本でいう「お盆」が混ざったような行事で、

ハロウィンの日は、霊界と現世がつながる日と信じられていて、
そうなると、先祖の霊だけでなく、
悪霊なんかもこっちに来る可能性があるわけ
です。

そこで悪霊から守るために

(1)子供に悪霊に扮した仮装をしてもらい、お菓子をあげることで、
悪さをしないで立ち去ってもらうことにしたわけです

(2)もう一つは、悪霊から身を守るために、「仮装」をして悪霊と同じ格好をすること  で、悪霊に自分の存在がバレないようにしたり、逆に、驚かせて追い払おうとした
という理由もあります。

これらの理由が起源となって、ハロウィンの仮装につながっています。

5.ハロウィンのカボチャのランタンって何?

ハロウィンでよく見かけるあの、目と口と鼻をくり抜いたかぼちゃのランタン。

あれが何か、その由来が気になりますよんね。

あのランタンは、実は「ジャック・オー・ランタン」という名前が付いています。

で、その「ジャック」とは、アイルランドの物語に登場する男の名前です。

その物語を簡単に説明すると、

生前悪事ばかりしていたジャックが、
悪霊までもだまし続けたために、地獄にも落ちることができず、
この世とあの世の狭間の暗闇を歩き続けている、
という話です。

その暗闇を照らすのに使ったのが、
道ばたに転がっていたカブをくりぬいて明かりをともしたランタン。

これが、「ジャック・オー・ランタン」の由来。

最初はカブのランタンでしたが、アメリカにハロウィンが伝わって
カボチャのランタンになったそう。

現在「ジャック・オー・ランタン」の役割は、
日本だと鬼火のような意味で、

悪霊を怖がらせて追い払う、魔除けの役割があります。

あとがき

日本でもメジャーになったハロウィンですが、
本来は、古代ヨーロッパの風習やキリスト教の行事が由来になっています。

ハロウィンの由来を知っていると、
ハロウィンがもっと深く楽しめると思います。




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