日焼け止めの害と安全に使うための対策とは!

快適な生活のために

紫外線から皮膚を守ってくれる日焼け止め。
でもその「日焼け止め自体が皮膚がんや人体に悪影響を及ぼすことがある!」
というのを知るとえ~っと驚きますよね。

紫外線の悪影響はもちろん心配ですが、
紫外線から皮膚を守る日焼け止め自体の
人体への悪影響とは響はどういうものか、
では、その対応、対策をどうすればいいのか、を解説します。

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■日焼け止めの悪影響

日焼け止めは大きく分けると、

「紫外線吸収剤」

「紫外線散乱剤」

の2種類があります。

◆紫外線吸収剤の悪影響

紫外線吸収剤というのは、紫外線を吸収して熱エネルギーに変換して、
紫外線が肌へ届かないように作用するものです。

透明タイプで、日焼け止め効果が高いので重宝します。

主な成分は、ちょっと難しいですが、

・オキシベンゾン
・パラジメチルアミノ安息香酸2
・エチルヘキシルパラメトキシケイ皮酸2
・エチルヘキシル
・サリチル酸2エチルヘキシル
・オキシベンゾンなど

 

紫外線吸収剤は、肌の上で紫外線→熱という化学反応が起きるので、
熱い!というほどの熱はできませんが、

・肌が赤くなったり
・痒くなったり
・アレルギー反応を起こす可能性があります。

・ホルモン異常を起こす可能性も指摘されてます。

そして、紫外線吸収剤の中には、皮膚がんを引き起こす可能性
があるものも指摘されてます。

紫外線から皮膚ガンを防ぐためにも使う日焼け止めで
皮膚ガンを引き起こしては、元も子もありませね

また、
品質を長持ちさせるための防腐剤

パラベン、
エタノールやアルコール、
シリコン

は皮膚への刺激があります。

肌が弱い人は反応する場合があります。

 

さらに、香料や着色料が使われている場合、
それらに反応する可能性もあります。

まあ、いろいろと紫外線吸収剤には人体に悪影響が心配されますね。
で、実は人間の肌への悪影響だけでなく、
サンゴや海の生物への悪影響も懸念されてるということで、

なんと、

「ハワイで紫外線吸収剤の日焼け止め販売が禁止される」

という大ニュース。

■ハワイで日焼け止め禁止
ハワイ州政府は7月3日、2021年1月1日から、特定の化学物質を含む日焼け止めの販売を禁止すると発表した。サンゴ礁を含む海洋生態系の保護が目的だという。
禁止されるのは、紫外線吸収剤の「オキシベンゾン」(oxybenzone)と「オクティノクセイト」(octinoxate)を含む日焼け止め。市販の日焼け止めに広く利用されているが、海水浴客などを経由して海洋に蓄積され、サンゴの白化などの原因になっているという研究結果があるという。この新しい法案はハワイのサンゴ礁の健康と復元性を保護する第一歩だ」とコメントしている。

 

◆紫外線散乱剤の悪影響

紫外線錯乱剤を使った日焼け止めは、紫外線を反射散乱させて
皮膚に紫外線が侵入しないように作用します。

主な成分の「酸化チタン」「酸化亜鉛」
今までからだへの悪影響が少ないと考えられていたのですが、

東京理科大学のマウスの実験で、
酸化チタンが子どもの脳や精巣に粒子が入り、
細胞死や生殖機能低下を引き起こすことがわかりました。

 

世界保健機関(WHO)も、
酸化チタンに発がんの可能性」を指摘。

さらに「酸化亜鉛」も発がん性が指摘されています。

 

日焼け止め自体に発がんの可能性って、
日焼け止めも注意しないといけないですね。

 

日焼け止めは、最近は超微粒子化していて、
皮膚の奥深く浸透しやすくなっています

 

体全体に広範囲に塗るので、全身の皮膚から吸収されてしまうことになります。

 

日頃、食べるものには気をつけていても、
皮膚から吸収されるものには、うっかりしてしまいがちです。

 

有名な英科学雑誌「ネイチャー」によると、

「日焼け止めは日焼けを防ぐことができても、皮膚がんは防げない」

との衝撃的な記事がありました。

◆日焼け止めを使わないで、紫外線を防ぐには

プールや海など、皮膚を露出させるところや
高原や山で、紫外線が強い場所は、
日焼け止めは使わないわけにはいかないでしょう。

 

しかし、日常の外出であれば、できるだけ日焼け止めは使わないで、
日傘や帽子、サングラス、長袖などで直射日光を防ぐのがいいと思います。

 

最近ユニクロとかでは、服自体に紫外線防止加工がされているものがでています。

 

また、自然由来の成分を使った日焼け止めがでていますので、
日焼け止めの害が心配な方は、それらオーガニック日焼け止めを使うのも
いいと思います。

◆オーガニック日焼け止めとは?

オーガニック日焼け止めは
有機栽培で育てられた植物由来の成分が多く使われています。

肌の弱い人や、発がんが心配なので、化学物質が含まない日焼け止めを使いたい人、
ハワイでも日焼け止めの販売が禁止になりますが、自然破壊につながる商品の使いたくない人にはいいと思います。

◆あとがき

日焼け止めは、日焼けは防げても、皮膚ガンは防げない!ってネイチャーの記事は
名言だと思いました。
日焼け止めは化学物質なので、長期に、皮膚にたっぷり使っていると、何らかの悪影響は心配になります。
とくに、子どもや赤ちゃんに使う場合は、化学物質をつかってない、オーガニックな日焼け止めを使うといいと思います。

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