夏場の「脱水対策にお茶は良くない!」は、ホントかウソか!

夏場、暑くて大量に汗をかくと、脱水症状が心配です。
いままで夏場の脱水対策で、ペットボトルのお茶をがぶ飲みしていましたが、

「脱水対策、熱中症の予防で、緑茶やコーヒーは良くない!」
とテレビのコメンテーターが言っていたので、びっくりしました。

その理由は何?
ホントかウソか、調べてみたので、解説します。




脱水対策にお茶やコーヒーが良くないと言われる理由

知ってのとおり、

お茶やコーヒーは、カフェインを含んでますよね。

カフェインはご存じの通り、利尿作用があります。

なので、脱水対策でカフェインを含むお茶やコーヒーを飲むと
利尿作用でかえって脱水症状を引き起こすので、良くない!

というのが、脱水対策にお茶が良くないと言われる理由でした。

カフェインが利尿作用をおこすしくみ

カフェインの利尿作用は知ってるけど、
じゃあ、そのしくみが気になったので、調べてみると・・

カフェインは知ってのとおり、神経を覚醒・興奮させる作用があるので、
疲労回復や眠気覚ましにいいですよね

さらにカフェインは、自律神経の働きを高め、血管を広げて
血流を促進します。

腎臓の血流も増えて、血液ろ過量が増えて、尿がよけいに作られます。

尿回数や尿量が増える、いわゆる利尿作用が高まる
というわけです。

緊張したときに、オシッコをしたくなることがありますよね。

それは交感神経が働いて、腎臓血液量が増えて、尿の生成が増える
という原理だったんですね。

でも最近、カフェインの利尿作用に新しい学説がでていました。

それが、カフェインに耐性ができるという学説です。

カフェインに耐性ができるとは?

カフェインの利尿作用は、常識になっていますが、
最近の研究で、利尿作用はあるけれど、

カフェインに耐性ができるので、心配するほどの利尿作用はない
とする研究が発表されています。

これは、
米国医学研究所(Institute of Medicine:IOM)が、
「カフェイン含有飲料も、1日に必要な水分量の補給に有用である」
との研究結果を発表しています。

人間のからだってうまくできていて、
自動的にからだを良い状態に保とうとする機能
(ホメオスタシスと呼ばれる機能)
が働きます。

カフェインに利尿作用があっても、
カフェインを日常的に摂っている場合、
ずっと利尿作用で水分が失われるのは、
からだにとって不都合なので、
カフェインを摂っても利尿作用が起こらないように
からだが調整してくれます。

これがカフェインに対する耐性ができる
ということです。

なるほど、実にもっともなことだと思います。

ヒトでは、カフェインに対する耐性は3~5日程度のようです。

なので、

日頃お茶やコーヒーを飲んでいるヒトであれば、
カフェインに耐性ができているので、
脱水対策でお茶やコーヒーを飲んだからといって
利尿作用で脱水症状が起こることはないということです。

私も、お茶なんか毎日大量に飲んでいますが
それでオシッコがいつも多くなっているかというと、
そんなことないですね、毎日ほぼ同じです。

あなたの場合はどうですか?

日頃、お茶やコーヒーを飲まない人が、
急にお茶やコーヒーを飲んだら、
トイレに行きたくなるかもしれませんが、
日頃お茶やコーヒーを飲んでいる場合は、
オシッコの量って、毎日そんなに変わらないんじゃないでしょうか。

日々お茶やコーヒーを飲んでいるひとであれば、
脱水対策で、カフェインを含むお茶やコーヒーを
避けなくてもいいということになります。

なので、カフェイン入りの飲み物を飲むのが日課になっている人は、
脱水対策や熱中症対策の水分補給に、
お茶をどんどん飲んでも、
問題ないということですね。

カフェイン入りだから、
脱水対策で飲むのを控えよう
とすることが、逆に脱水を引き起こす可能性があると
米国医学研究所でも警告しています。

私は今年の夏も、脱水対策でペットボトルのお茶をがぶ飲みするつもりです。

まとめ

最近の学説では、
脱水対策でお茶を飲んでも、
日常的にカフェイン入りの飲み物を飲んでいるひとは、
カフェインに耐性ができているので、
カフェインで利尿作用がおこり、
脱水が促進されるということはないということです。

おまけ

脱水対策にアルコール、これはダメですね。

アルコールは確実にオシッコしたくなるので
脱水症状を促進します。

アルコールは毎日飲んでても、
耐性はできません。

アルコールを飲んだ場合は、
より水分摂取を心がけた方がいいですね。




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