肩や背中のこりに
からだをねじるだけで、
簡単でたいへん効くストレッチ方法を解説します。
ラジオ体操のように、手を使ってからだをねじると、
かなり気合いをこめてやらないと、
主にからだのまわりに手を回しているだけで、
体幹部があまりねじられていない
非常にだらけたストレッチになってしまいますよね。
じゃあ、手を使わないでからだをねじってみたら
とやってみると、なんだか頼りない感じです。
そこで、「骨ストレッチ」です。
このストレッチ、
からだをねじる場合でも、手を使うんですが、
手はストレッチされず、
しっかり体幹がストレッチされます。
しかも、無理なくものすごくストレッチされます。
最初このやり方を教わったときは、
しびれました。
こんなやり方があるんだと。
しかもものすごく効く。
具体的な方法です。
◆鎖骨ひねり骨ストレッチ
→軽く足を開いて立ちます。
→左右それぞれ手の親指と小指で、
左右それぞれの鎖骨をはさむように
持ちます。他の指は軽く添えてもらえば
いいです。
(日頃、鎖骨をつかむ動作なんてやることがなかったと思いますので、
ちょっと新感覚ですが・・)
→足を動かさないで、
できるだけ正面を向いたまま
鎖骨を持ったまま、からだを大きく左右にねじります。
→左右7回程度行います。
どうですか、肩甲骨、ウエスト、腰、骨盤
よく動くのがわかりませんか。
手をからだにくっつけただけで
ねじってもある程度の効果がありますが、
親指と小指で鎖骨を持つ、
というのが、骨ストレッチのミソです。
そのことで、効果が倍増します。
このストレッチ、いすにすわったままでやってもいいので、
座り仕事の方は、すわったままでやってみてください。
親指と小指で骨を持つことで、
体内の気の流れか生体エネルギーのようなものが、
良くなるんでしょうね。
このストレッチで、
肩や背中、腰付近の凝りが解消されるだけでなく、
ウエストがよく動くので、
ウエストの引き締め効果もあり、
上半身がすっきりしてきます。
ふだんあまり意識することのない、
鎖骨・肩甲骨・背骨・骨盤が連動して動くようになるので、
日常のからだの動きもスムーズになります。
また、鎖骨って、日頃あまり意識しませんが、
日常の動きで、
よけいな力を抜いて
鎖骨から動くようにしてみると、
すばやい動きができるようになるので、
自分でも驚きます。
日頃、この鎖骨ひねり骨ストレッチと鎖骨からの動き
是非、試してみてください。
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