ピンク筋、あまり聞き慣れない筋肉ですが
脂肪やカロリーを燃やす効率が最も高い筋肉なので、
ダイエットや血糖値を下げるのにうってつけです。
しかも、持久力とパワーのある筋肉。
これは、何としても増やしたいと思いますよね。
では、どうすれば、このピンク筋を増やしたり鍛えたりできるのでしょうか。
その方法を説明します。
まず、ピンク筋とはどういう筋肉なのかです。
★ピンク筋とは
筋肉には、赤い筋肉(赤筋)と白い筋肉(白筋)があります。
これは知っていると思います。
○赤筋は遅筋とも言われてて、持久力がある筋肉ですが
一瞬で爆発的な力は出せません。
どうして赤いかというと、酸素を使って
ミトコンドリアという組織がエネルギーを作りますが、
酸素を運ぶヘモグロビンが多くて、その色です。
魚では、マグロ。
マグロはずっと泳いでないと死んでしまうので、
この赤筋が多いので、マグロは赤いです。
○白筋は速筋とも言われて
短い時間しか力を出せませんが、瞬発力に優れた筋肉です。
魚ではヒラメ。
普段はじっとしていて
敵が来た時に一瞬のスピードで逃げる。
白筋を使うので、身は白いです。
なぜ白いかというと、無酸素で糖質からエネルギーを作るので
酸素を運ぶ赤いヘモグロビンがなくていいので白い。
で、ピンク筋というのは、
この持久力の筋肉(赤筋)と瞬発力の筋肉(白筋)の中間筋が
ピンク筋
白筋に赤筋が増えることでピンク色に変化します。
サッカー選手はまさしく、ダッシュ力も持久力も兼ね備えた、
ピンク筋が発達していると言われています。
白筋は「糖」を燃やすんですが、
赤筋は「脂肪」を燃やすんですね。
なので、ピンク筋は、「糖」と「脂肪」の両方を燃やすので、
ダイエットや血糖値を下げるのに効果がある夢の筋肉なんです。
★ピンク筋を増やすには
では、ピンク筋を増やすには、どうしたらいいのでしょうか。
それは、持久力のある白筋を鍛えて、パワーのある赤筋を増やすということです。
持久性の運動に、ある程度の負荷をかけた運動をする。
とうことです。
具体的には
(1)スポーツならサッカーのような
持久力と瞬発力の必要な運動をするということですね。
(2)走れる人ではインターバル走で
速く走るのと、ゆっくり走るのを交互にするといいです。
(3)特に日頃運動をしていない人では
一番身近な、毎日のウォーキングでいいですが、
ただし、少々負荷がかかる早歩きです。
(4)NHKのためしてガッテンで紹介されていた
ピンク筋のトレーニングは
「超スローなスクワット=ピントレ」。
じ~っくり、長~くスクワットをすることでした。
次の動画を参考にしてください。
★さいごに
ピンク筋は、持久力と瞬発力をかねそなえ、糖と脂肪を燃やす働きもあるので
美容と健康と老化予防に優れた筋肉です。
ピンク筋は、スロースクワットや早歩きで増やしたり、鍛えたりできるので、
日頃がんばって増やして、健康な生活を送るために役立ててくださいね。
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