認知症が水分をたくさん摂ることで改善している例とその理由!

病気の予防や治療

 

日本は今後、超高齢社会が加速。からだの動きが悪い人が増えますが、さらに困るのは
認知症。家族に認知症の人がいるとたいへんですが、自分も加齢に従って、認知症が心配です。やれアミロイドがどうとか、難しいことが言われていますが、
簡単なことで、認知症が改善すると言っているお医者さんがいます。

それは、認知症には水分をしっかり補給すること。

実際にその実例がたくさんあり、その裏付けもあるようです。
水分補給という簡単なことで、認知症が改善・予防できるなら、こんなによいことはありません。

1.俳優布施博さんのお母さんの認知症が、水分補給で劇的改善!

TBS系「爆報THEフライデー」で、
俳優布施博さんのお母さんの認知症のことが
放送されていましたよね。

布施さんのお母さんの雅子さんは、
・息子と暮らした場所がわからない
・年齢がわからない
・食事したことを忘れる
・ドッグフードを食べる
・火をつけっぱなし
・水を出しっぱなし
・布施さんの奥さんのことをお手伝いさん

アルツハイマー型の認知症の診断。

普通なら、これは治ることはないから、
進行しないように、絶望的な介護を続けるしかないと思ってしまいますよね。

でも、
治ることは無いとされている認知症が改善している
注目の施設がありました。

東京都渋谷区にある施設「杜の風(もりのかぜ)・上原」。

この施設に入所してきたある重度の認知症患者の女性は、
どんなにケアをしてもらっても1点を見つめたまま、
無表情・無言のまま、
体を動かすこともできなかったのですが・・・

それが半年後には
「こんにちは、お世話になります」と、
歩きながら笑顔で会話ができるまで回復したんです。

その治療方法が、水分補給をしっかり行うことでした。

布施さんのお母さんも、水分を1日1500CC摂るようにしたところ、

1か月後には、
今までしたことがなかった自分の子供のころの話をするようになり、
布施さんの奥さんをお手伝いさんではなく、奥さんとしっかり認識したそうです。

2.認知症の正体は脱水だった!

人が生命を維持するために最も大切なものは、「水」です。

水分が不足すると次のようなことがおきます。

一日1500ccの水分摂取の習慣!

この方法は40年にわたり認知症介護を研究している、
国際医療福祉大学 大学院の竹内孝仁教授が提唱する改善方法です。

人のからだは60兆の細胞が集まっていますが、その7割が水分。
からだを作っているタンパク質も、水分がなかったら作られません。

高齢になると、水分が不足してきますが、
その水分不足による脱水症状の1つが認知症ということのようです。

3.高齢者はなぜ水分が不足するのか?

高齢者が水分不足で脱水を起こしやすいのは、

・水分を蓄える筋肉量の減少があります。
・高齢になると腎機能が低下して老廃物の排出に多量に水分が必要になる。
・感覚機能が低下してのどの渇きを感じなくなる。

以上の様な理由で高齢者は水分不足を起こしやすいわけです。

 

4.認知症の高齢者、どうやって水分を補給するか?

飲み物は、何でもいいです。
水道水・ミネラルウォーター・お茶・コーヒー・ココア・牛乳など

1日1500CCは必ず、水分を補給。

夜間頻尿があったりすると、つい水分を控えたりしがちですが、
それも、逆に水分をしっかりとることで、脳の働きがよくなり、改善するそうです。

 

そういえば、私の父親やもう93歳ですが、とても元気です。

水分の摂取量ははんぱないです。
牛乳やコーヒーをひまがあれば飲んでいます。

全くボケていません。ほんと助かります。
水分をしっかりとっているというのも、一因でしょうね。

◎まとめ

認知症改善や予防に、1日1500CCのしっかりした水分補給を!
やってみる価値は充分にあります。
理由も納得できます。

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