楽にイスから立ち上がる方法!楽にすわる方法を解説。

からだの使い方

加齢とともに、イスから立ち上がるのがたいへんに感じます。

今回は、楽にイスから立ち上がる方法を解説します。
特に膝が痛い方には、たいへん役に立ちますので、必見です。

実例です。

80代のおばあちゃんです。
元々膝が悪かったんですが、何とか歩けていました。

 

でも、先日ころんで腰をぶってから腰が痛くなり、
元々痛かった膝もよけいに痛くなりました。

 

それから、イスからの立ち上がりが膝が痛くてたいへんつらくなり、
何とか立てても、足がふらついて、またころびそうだと、
とっても困って、

「何かいい方法はありませんかね。」
と相談されました。

 

いい方法、あるんです。

 

膝が悪い人でも、膝にあまり負担がかからず、楽にイスから立ち上がる方法が・・

 

☆楽にイスから立ち上がる方法

イスから楽に立ち上がる方法とは・・・・

 

 

「よいしょ!」

 

ってかけ声をかけながら立ち上がる・・

いえいえ、そうではありません。

 

確かに、かけ声をかけながら動くと、からだの力が出やすいので
多少立ち上がりやすくはなると思います。

 

テニスの試合なんか見ていると、
ボールを打つときに、大きい声を出している選手いるでしょ。

声を出すとパワーアップするので、そのためですが、うるさいですね。

 

今回説明する方法は、声を出さないので静かで、
しかもスムーズです。

 

イスから立ち上がるときって、普通は足の力を使って
ふんばって立ち上がります。
太ももやふくらはぎや膝に負担がかかります。


そのときに、膝を痛めていると、足に力が入ったときに痛みます。

 

足に力を入れないで立ち上がれれば、膝を痛めていても膝に負担がかからないですが・・

 

足に力を入れないで立ち上がることなんてできるの?

 

もちろん、立ち上がるときは膝を伸ばすので、足に力を入れないわけではないですが、
余計な力を足に使わないで立ち上がることはできます。

 

 

それが次の方法です。

イスにすわって、

お辞儀をするように、上半身を倒していきます。

上半身を倒していくと、イスからお尻が浮いてきます。

そのまま、イスからお尻を上の方に持ち上げていけば、
自然と膝が伸びてきます。

最終的に倒していた上半身を起こすと、
あら不思議、いつの間にかイスから立ち上がっていたと思います。

 

この立ち上がりかただと、足に余計な力を入れなくても立ち上がることができます。

 

さっそくこのおばあちゃんにやってもらったら、
もともと腰が曲がっているから
イスにすわっておじぎする動作は楽で、
そのままお尻をあげるようにしてもらったら
軽く立ち上がることができました。

 

ほんとにいいこと聞いたってとっても喜んでいました。

 

この立ち上がり方は、別に膝が悪くなくても、
健康で元気な人でも使ってみてください。

 

無駄な力をつかわず、実にスムーズな立ち上がり方ができます。

 

☆楽にイスにすわる方法

 

イスにすわるときも、足でふんばりながら腰を下ろしていくのって、
疲れていたりすると、ちょっとつらいですよね。

 

足でふんばりきれず、
思わずお尻からドスンと腰掛けてしまったり、
「よっこいしょ」と思わずかけ声がでてしまったり・・

 

イスにすわるときは、イスから立ち上がる動作の逆をやればいいんです。

立った姿勢から上体を倒して、

お尻をイスに近づけるようにして、お尻をイスにおろしていきます。

イスにお尻が着いたら、倒していた上半身を元に戻します。

足をふんばらなくても、楽にすわることができます。
また、静かに腰を下ろすことができます。

 

このすわりかたは、とても静かにすわれるので、
電車が混んでいて、たまたまひとつ席が空いてすわるときなど
隣にすわっている人に迷惑をかけないので、いい座り方だと思っています。

からだの使い方
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