腰痛で、骨盤を立てるように座ったら、腰痛が軽くなった婦人

腰痛、困ってる人たくさんいるんじゃないかな。

整形外科で検査を受けると、椎間板ヘルニアとか脊柱管狭窄症とか言われることが多いと思うけど、ヘルニアや狭窄症があっても、痛みが軽くなる例はたくさんあります。

私達の診療所にも、ヘルニアや狭窄症は治らなくても、腰痛が良くなっている患者さんはとっても多いです。

つまり、実際の原因は、別なところにあることが多いです。
今回、そんなご婦人の例を紹介します。

☆すべり症と脊柱管狭窄症と言われた腰痛のご婦人

70代半ばのご婦人。
2年前から腰が硬くなって、左のおしりのあたりに痛みがでて困ってました。
疲れると、左足にしびれもでました。

整形外科では、「腰椎のすべり症」から「脊柱管狭窄症」があるためとの診断で、
時々ブロック注射を受けていたんだけど、いっこうに良くならなくて、
私達の診療所を受診しました。

☆腰はどういうときに痛むのか?

どういうときに腰が痛いのか聞いてみたら、

「いすに座っているときが、一番痛いんです。」

「からだを動かしているときは、さほど痛くないんだけど・・」
「歩くのは問題ないけど、ふだんあまり歩きません。
自分で車運転して車を運転している時間が多いです。」

「車運転するときも、腰が痛くなって困ります。」

以上の話から、これはすべり症や狭窄症は関係なくて、
座り方の問題ではないかなと思いました。

「座るとき、腰が丸くなっているんではないですか?」
って聞いてみたら、案の定、そうだって!

腰が丸くなった姿勢、つまり骨盤が後ろに倒れた姿勢だね。

この姿勢だと、腰の筋肉が常に引き延ばされた状態で、
長い時間その姿勢をとっていると、腰周りの筋肉が疲れてきて、
硬くなって、血行が悪くなって、痛みを引き起こします。

そうなると、おしりや足の方まで痛くなったり、しびれてきたりもします。

☆骨盤を立てるようにして座ってもらうようにした

さっそくこのご婦人には、いすに座るときに、
お腹を前に突き出すようにして、骨盤を立てた状態で座ってもらうようにしました。

また車の運転のときは、シートと腰の間に、腰枕やクッションを入れて、
骨盤が後ろに倒れないようにして、すわってもらうようにしました。

そうしたところ、いすに座っていても、車の運転をしているときも、
前ほど強い腰痛はでなくなりました。

すべり症や狭窄症は、ほとんど関係なかったということです。

◎座っているときの腰痛で困っている方へ

骨盤が後ろに倒れて腰が丸くなっている姿勢が原因となっている場合が多いです。

座っているときに腰痛が出る方は、まず骨盤を立てて腰を伸ばした姿勢をとるようにしてみてください。

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