春菊って、すき焼きに入れる、香り付けの野菜ぐらいとしか思いませんよね。
あと、春菊の天ぷらがあるか・・
でもこのたび、春菊は生で食べられるとの情報を得ました。
あんな香りの強い、アクが強そうな春菊、生で食べられるの?
あなたもそう思っていると思います。
結論からいうと、「春菊は生で食べられます」
しかも、オススメです。
私は、これから春菊を生でどんどん食べようと思っています。
春菊の生食の感想と、生食できる理由を説明します。
1.春菊を生食の感想
春菊って、生で食べたらものすごく苦いと想像していました。
先日、ある料理本で、「春菊の生食は、味くクセがなく、香りもいいので、やみつきになる」って書いてあり、「やみつき」に興味がわき、
生食をしてみることにしました。
私は、昨年から市民農園で農薬野菜を栽培しています。

(中央が春菊、左側はかぶ、右側は水菜)
春菊も、ちょうど旬だったので
畑で春菊の葉っぱをおそるおそる食べてみました。
「う~ん、苦くない」
「しかも、香りが良くておいしい」
今までのちょっと苦い春菊のイメージが壊れた瞬間でした。
春菊って、生食の方がいけるんじゃない!
料理本の「やみつき」になるのがわかりました。
2.春菊が生食できる理由
・ほうれん草のような野菜はアクが強いのでアク抜きが必要です。
アクは、シュウ酸で体内でカルシウムと結びついて、結石になるので
できるだけ摂らないように注意が必要です。
春菊もアクが強そうですが、実はシュウ酸はほうれん草の4%で
そのまま食べても大丈夫です。
・また苦みの成分は、ポリフェノール。
春菊を加熱すると、10秒くらいで細胞が壊れてこのポリフェノールがでてきて
苦みとなります。20秒を超えるとさらに苦くなります。
なので、春菊は加熱し過ぎない方が苦くないわけです。
生が一番苦くないわけです。
すき焼きとかなべで春菊を食べる場合、あまり加熱しない方が苦くないわけです。
ただし、春菊の茎は固いし、ここには苦み成分は少ないので、加熱して下さい。
春菊の葉の部分に苦みの成分が多いので、葉はあまり加熱しないで食べた方が
いいわけです。
・春菊は老化予防・ガン予防によいとされるベータカロチンが豊富。
・カルシウムも、ほうれん草や小松菜よりも多い。
・春菊の香り成分は、胃腸の働きをよくして、咳を治める作用があります。、
・食物繊維も豊富で便秘対策にいい。
春菊って、栄養豊富な野菜です。
3.春菊の生食の方法
春菊生食は、生サラダ。
他の野菜の上に春菊をきざんで乗せて、ドレッシングをかけて食べました。
パクチーみたいに強烈な香りではなく、ほどよい香りが
他の野菜とマッチして、とってもおいしく食べられました。
◎まとめ
春菊は生で食べられます。しかもオススメ。
春菊は栄養満点で、加熱するとその栄養素が失われるし、苦くなるので、
加熱する場合は、ごく短時間にしましょう。
春菊の生食、妻も初めて知ったようです。
春菊の生サラダ、作って食べてもらいました。
驚いていました。
妻に負けない炊事!
がんばります。