料理初心者のおじさんです。
目玉焼きは、玉子を割って焼くだけですが、これが上手く焼くのがなかなか難しい。
今までは適当に焼いていたので、できがりにムラがあり、家族からも非難の嵐。
でも、色々調べて実践して、コツがわかってからは、上手くできるようになりました。
あなたにもすぐにできる、目玉焼きをおいしく簡単に焼けるコツを説明します。
おいしい目玉焼きの作り方
1.油をひいて、中火でフライパンを熱する。
テフロン加工のフライパンなら、油なしでOKです。
油を使わないと、洗うのも簡単です。
2.玉子を静かに割り入れます。
3.白身がある程度固まり始めたところで、
大さじ一杯弱の水を入れます。
毎朝目玉焼きを焼いていますが、
この水の量が、玉子の温度(冷蔵庫に入れてた、常温)やフライパンの熱せられた温度で
変わってきます。
少ないと、フライパンの底の熱が早く上昇し白身は早く固まりますが、固くなりやすい。
また、フライパン内の蒸気が少なくなり、蒸気による加熱が弱くなり、黄身の固まりが遅くなります。
多すぎると、フライパン底の水がなかなか蒸発せず、フライパン底の熱の上昇が少なく
白身がなかなか固まりません。また多すぎる水分で白身がべちゃべちゃになりやすいです。
このフライパンに入れる水の適量が、ちょっとむずかしい!
4.弱火にして、ふたをします。
5.黄身に白い膜がはってきたら、ふたを取り、
残っている水分を飛ばして、火を止めてできあがり。
できあがりまで、ふたをしてから約2~3分間。
黄身の硬さの好みによって、火を消すまでの時間は調節します。
火を止めても、余熱で固くなってきます。
(盛り付けてみました)
・この方法だと、今までのように白身が焼け焦げて固くなってしまうことはありません。
・水蒸気で蒸されて、ふっくらとしたできあがりです。
・調理時間も少なくて済みます。
なぜ水を入れてふたをするのか?
・目玉焼きは、普通に考えると、フライパンに油をひいて、ただ焼けば良さそうな気がします。
・でもそれだと、黄身が固まるまで時間がかかるので、その間に、白身の部分が焦げたり、
固くなったりして、プリプリとした目玉焼きはできません。
・しかし水を入れてふたをすると、フライパンの中が蒸気で満たされて、その熱で玉子の上の
方からも加熱するので、短時間で全体が固まってきます。
・タンパク質は、熱を加えているとどんどん固くなって縮んでくるので、短い時間で全体に
早く熱が伝わった方がいいわけです。
・餃子を焼くときも、同じように水を入れてふたをして蒸しますよね。
・この「フライパンにふたをして蒸す」という技は、色々な料理に応用が利くので、現在
いろいろを試しているところです。
・ちなみに、目玉焼きの黄身に白い膜を張らせないようするには、ふたをしないで焼かないと
できません。でも弱火でじっくりと、少々時間がかかります。下手をすると、白身が固くなり、縮んできます。
まとめ
簡単でおいしく焼ける目玉焼きのコツは、
・弱火
・水(玉子一個につき大さじ一杯程度)を入れる
・ふたをして蒸す