紫外線の強くなる季節。
肌への影響は、心配です。
ところで、紫外線って、実際はいつ頃(何月から何月頃間)が強いのか?
また、紫外線が一番強い時間帯っていつなのか、知りたいですよね。
そこで、データによって調べてみました。
紫外線が強いときを知っておくことで、よりスキンケアがうまくできると思います。
目次
■紫外線が強いのは何月から何月まで
紫外線の強さはもちろん、住んでいる地域や季節によって違ってきます。
例えば北海道と沖縄では紫外線量に2倍の差があると言われていますが、
四季がある日本では、紫外線が強くなる月はどこでも同じような傾向が
あると思います
次は気象庁の調査による東京のデータです。
紫外線は一年中降り注いでいますが、
紫外線が強いのは4月から9月ですね。
< 気象庁HPより引用>
紫外線量は7月がピークになっています。
でも、実際に身体に受ける紫外線量のピーク月は違うんですね・・
それはどうしてでしょうか?
■紫外線がピークになるのは何月?
紫外線がピークになるのは
天文学的には、太陽が地球の最も真上にくる「夏至」のころ
夏至は例年6月21日〜6月22日です。
なので、6月末~7月が紫外線のピークではあります・・
ところが、この時期は「梅雨」時期なので、
くもりや雨の天気が多く、
太陽から降り注ぐ紫外線は一番強いものの
地上に届く量は少なくなります。
では、真夏の太陽がギラギラの8月が紫外線のピークかと思いますが、
実は5月が紫外線量がピークです。
なぜなら、5月は日照時間が多いからです。
次は、東京の日照時間のデータです。
5月が日照時間が多いですね。
風薫るさわやかな5月が、実は紫外線量がピークなんですね。
紫外線対策は夏と思っていたかもしれませんが、
意外や意外、
5月にはしっかり紫外線対策をしておく必要があります。
■紫外線が強い時間帯
では、紫外線が強くなる時間帯はいつでしょうか?
これは、太陽が空の真上の方にきて、
光線が大気を通り抜ける距離が短くなる時間帯ですね。
次は、気象庁の1日の紫外線量のデータです。
紫外線が強くなる時間帯は、9時~16時の間、
ピークは11時~14時なので、
この時間帯は、できるだけ外出を控えた方がいいですね。
■紫外線対策の洋服
紫外線対策には、帽子・サングラス・日傘・日焼け止めクリームなどがありますが、
○洋服の素材としては、
「麻・綿・レーヨン」より「ポリエステル・ウール」が紫外線を通しにくいです。
○洋服の色としては
白やピンクなどの淡い色よりも、
黒や赤のような濃い色が紫外線を通しにくいです。
○洋服の生地の厚さ・編み方
洋服の生地は厚く・編み目は細かいほど、紫外線を通しにくいです。
「紫外線対策のベストの服は
ポリエステルやウール素材で黒色で、編み目の細かい、厚地の服」
ということになりますが、ちょっと暑そうです。
○日焼け止めの注意点
紫外線が強い時期は、日焼け止めが必需品になりますが、
日焼け止めで紫外線吸収剤を使っているものは、
肌荒れを起こす可能性があるので注意が必要です。
これについては、別記事を参考にしてください。
これから紫外線が強くなる季節。そこで日焼け止めが必需品となります。でも、日焼け止めに含まれる「紫外線吸収剤」が肌荒れを引き起こすのではと心配の方、実際肌荒れを起こして困っている方がいると思います。 紫外線吸収剤は、具体的に皮膚にどう影響するのか、また、影響する場合、どういう対策をとればいいのでしょうか?紫外線吸収剤とは?まず、日焼け止めに含まれる紫外線吸収剤とはどういうものかですが、もうその名のとおり紫外線を吸収する成分のことです。では、どうやって紫外線から皮膚を守るのかと言うと・・・紫... 日焼け止めに入ってる「紫外線吸収剤」は、肌荒れを引き起こす!?その対策を解説... - 笛吹きおじさんの、中高年が健康で快適に生きるための情報 |
■日々の紫外線情報
今日・明日の自分の住んでいる地域の紫外線量の予測は、
気象庁の紫外線情報で見られるので、
それによって、行動パターンや洋服、紫外線グッズの利用を決められると
いいと思います。
■まとめ
◎紫外線が強くなるのは、4月~9月。
◎意外にも5月は紫外線量がピークになるので、注意が必要。
◎紫外線がピークの時間帯は、11時~14時。
この時間帯の外出は、注意。
早めの紫外線対策で、お肌の老化を防いでくださいね。