「今日の降水確率は0%です」って天気予報だったら、普通は、「今日は雨が降らないから傘を持たなくても大丈夫だな」って考えますよね。
でも、雨が降って濡れてしまった時に、え~0%って言ってたじゃない、とちょっといらっとすることあるんじゃないでしょうか。
そこで降水確率0%の意味と雨が降るのか?を解説します。
降水確率とは
1980年に、気象庁に導入された「降水確率」
これは、「予報地区内で、一定時間に1mm以上の雨か雪が降る確率」
という定義です。
ということはつまり、
「1mm以下の雨は、雨に降る確率にカウントされない雨」
なんですね。
1mm以下は可能性がある。ということです。
じゃあ、
降水確率0%は、1mm以上の雨が降る確率は0%か?
というと、
そうでもないということ。
なんだかよくわからなくなってきましたが・・
降水確率の%は、四捨五入されているということ。
降水確率が1~4%だったら、四捨五入で0%になってしまうというわけ。
つまり、降水確率0%を正確に表現すると
「雨又は雪の降る確率は5%未満」ということですね。
最初からそう表現してもらえば、多少は雨が降るかもしれないな!
って準備できるのに・・
結局、降水確率0%は、全く雨が降らないということではない!
ということです。
まあ、確率なので、100%当たる予想をしているわけでもないですが・・
降水確率とは(おまけ)
降水確率0%は
雨量が
1mm以下なら、ザーッと降ろうが、パラパラ降ろうが関係ないです。
というよりも、
降水確率自体が、「雨の強さや雨が続く時間、雨の降る範囲は予想してない」
ということです。
降水確率が100%なら大雨、40%なら中降り、ということはないです。
ちなみにその降水確率は、
「過去の気象データで、現在の気象条件と似た条件のときに、雨が降った確率」
です。
まとめ
降水確率0%でも、雨が全く降らないわけではありませんので、
注意しましょう。